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Jewelry&Watch

2024.04.30

ヴァシュロン・コンスタンタンの職人技が冴え渡る!「グランド・レディ・キャラ」に込められたアールデコの美意識

この春、スイスで開催されたばかりの世界最大級の高級時計見本市 〈ウォッチズ&ワンダーズ・ジュネーブ〉 。屈指の名門ウォッチメゾン、ヴァシュロン・コンスタンタンがそこで発表したのは、まばゆいばかりの新作ハイジュエリーウォッチ「グランド・レディ・キャラ」です。ため息を誘うその美しさの全容に迫ります。

4通りに楽しめるトランスフォーマブルな仕立て

広大な会場を埋め尽くす、ハイブランドの最新ウォッチ。54社が出展した〈ウォッチズ&ワンダーズ・ジュネーブ〉ですが、レディスウォッチの展示はそう多くはありません。そんな中で、際立った存在感を放っていたのが、ヴァシュロン・コンスタンタンの「グランド・レディ・キャラ」。目もあやな総計 268石のダイヤモンド(約46.65カラット)をあしらったハイジュエリーウォッチです。

時計パーツをブレスレットに装着し、ソートワールにダイヤモンドのセンターパーツを換装した「グランド・レディ・キャラ」。パーツの取り外しはとても簡単です。

この時計はアコヤ真珠のタッセルが揺れるソートワール(ロングネックレス)とブレスレットがセットになっています。驚いたことに、とりわけ大きなダイヤモンドで取り巻いた時計のパーツは取り外し可能。ブレスレットにあしらわれたダイヤモンドのセンターパーツも着脱でき、手軽に交換することができます。つまり、4通りの楽しみ方があるトランスフォーマブルな仕立てなのです。

ジェムセッティングの職人技が冴え渡る

文字盤に14石、その周囲に12石のダイヤモンドを配した「グランド・レディ・キャラ」は、ジュエリーウォッチに求められる高度な技を惜しみなく注ぎ込んでいます。厳密にサイズを揃えた57面エメラルドカットダイヤモンドは、隙間ができないようにびっしりと密集してセット。ダイヤモンドを留める爪は一般的な立爪ではなく、よく見るときれいなピラミッド型に整えられています。この爪には、ある角度から見るとメゾンを象徴するマルタ十字の形に見えるというこだわりが秘められています。

ダイヤモンドを隙間なくセットする石留めの工程は緊張の連続。

またアコヤ真珠のタッセルは、均一な色と艶をもつ真珠を揃え、ゆるやかなグラデーションを描くように大きさを揃えて厳選しています。上質なアコヤ真珠の稀少性が高まっている今、トータルで199粒ものアコヤ真珠をあしらったこのソートワールはとても貴重。漆黒の宝石は、デザインに合わせて研磨されたオニキスです。

アコヤ真珠に絹糸を通し、ネックレスを組み上げる職人の作業。

現代によみがえるアールデコの美意識

このソートワールのデザインは、アールデコ期に一世を風靡したロングペンダントを思わせます。1920年代に始まったアールデコは、現代のライフスタイルにつながるモダンなデザインの始まりでもありました。それまで家庭にしばりつけられていた女性たちは、裾を引きずるようなドレスを脱ぎ捨て、髪を短く切り、モードでスタイリッシュな装いを身にまとい、夜にはカクテルパーティーに繰り出しました。

ブラック&ホワイトのカラーコントラストもアールデコ様式の特徴のひとつ。

そんなモダンな女性たちが求めたのは、ジュエリーのようなリストウォッチやペンダントウォッチ。ヴァシュロン・コンスタンタンは彼女たちの声に応じ、女性たちのために美しいウォッチを仕立ててセンセーションを巻き起こしました。1923年に発表したアールデコ様式を取り入れたジュエリーウォッチのノウハウは、新作の「グランド・レディ・キャラ」にも生かされているとのこと。

芸術性の高い時計を生み出す老舗メゾン

ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年に創業し、270年近く一度も途絶えることなしに時計製造を続けている世界最古のマニュファクチュール。近年はルーヴル美術館やメトロポリタン美術館とパートナーシップを結び、伝統の技を凝らした美術工芸品のようなタイムピースも発表しています。あるときは時計となり、あるときはジュエリーとなって、さまざまな装いで楽しむことができる新作「グランド・レディ・キャラ」は、そんな老舗メゾンならではの逸品といえるでしょう。

「グランド・レディ・キャラ」[18KWG、ケースサイズ19.4×30.1mm、クォーツ、ダイヤモンド×アコヤ真珠×オニキス] 予価219,120,000円

文/本間恵子

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和樂web編集部

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