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2017.06.09

北野恒富の美人画が一堂に!あべのハルカス美術館にて開催!※会期は終了しました

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2017年6月6日から7月17日まであべのハルカス美術館では没後70年 北野恒富(きたのつねとみ)展が開催されました。会期は終了しましたが、展示された代表作品をご紹介します。

大阪では初の大回顧展。関西のはんなり美人を楽しむ

明治から昭和前期にかけて活躍した日本画家、北野恒富。金沢生まれの彼は、画家を志して17歳で大阪に出て、華麗な美人画を描いて一躍有名になりました。「画壇の悪魔派」と呼ばれた初期の作品は妖艶さが漂いますが、やがて内面表現を進化させ、「はんなり」とした画風へと変化。
スクリーンショット 2017-06-07 12.06.35左/北野恒富 『星(夕空)』 昭和14(1939)年 大阪市立美術館蔵
右/北野恒富 『茶々殿』 大正10(1921)年 大阪府立中之島図書館蔵

没後70年を記念して開催されたこの展覧会では代表作『茶々殿』や、月明かりに照らされて輝く女性の白い肌と着物がなんとも美しい『星(夕空)』などを展示。関西ならではの、はんなりとした美人画に魅了されます。

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