アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編が放送開始しましたね。毎週日曜日の夜が楽しみになりました!
さて、主人公の炭次郎が度重なる刃こぼれ・折損(せっそん)で、刀を作った刀鍛冶に激怒されてしまいました。いや、あれだけ激闘を繰り広げているんだから仕方ないじゃない……と思うのと同時に、丹精込めて作ったものを何度も壊された刀鍛冶の気持ちもよく分かります。戦わないでいられれば一番いいんですけれどね。
ところで、現代において日本刀に刃こぼれや錆(さび)などが生じた場合、どうすればいいのでしょう?
日本刀が刃こぼれするとはどういうこと?
「刀が破損するのはよくあること」というせりふが作中に出てきますが、実はその通りなのです。鉄なのだから硬くてとても丈夫なのだろう、と思ってしまうのですが、うっかりどこかにぶつけたりするだけで刃先が欠けてしまうこともよくあるものです。
▼関連記事
刀をメイン武器として使っていたのは幕末だけ?日本刀の立ち位置を考えてみる
刃こぼれ・錆が生じた日本刀の対処方法
日本刀に刃こぼれができてしまったり、錆が出てしまったりした場合には、「日本刀専門の研師(とぎし)」に相談しましょう。日本刀は独特の研ぎが必要になってくるため、くれぐれも自分で何とかしようとはしないようにしましょう。
研師を知っているなら直接連絡できますし、知らない場合には刀剣店に問い合わせると、たいていの場合取り次いでくれます。
▼これを読めば、日本刀のことがわかる!関連の解説記事はこちらから
『鬼滅の刃』で注目!刀鍛治の里は今もある?刀鍛治って何する人?