美味しい手料理を作れる、そんな女性にいつも憧れています。「すごい!」と言われれば、「こんなの簡単よ!」と答えてみたい。丁寧な暮らしを実践する友人のインスタに上がる料理の数々。「時間ができたらやろう。」と思いながら何年もの月日が流れてしまいました・・・・
いつの時代も、日本人を悩ませる食事の問題。「せめて美味しいごはんを炊いて食べたい。」そんな悩みを解決してくれる究極のハイブリッド鍋は三重県、四日市市から生まれました。
機密性と蓄熱性。無水調理が美味しく簡単にできると話題のハイブリット鍋。
三重県四日市市、株式会社モラトゥーラより開発された「ベストポット」。
50年の歴史をもつ高精度の加工技術と、日本の伝統にヒントを得た形状・素材により、「無水調理」に加え、エネルギー効率の良い「蓄熱調理」も可能にしたハイブリット鍋が誕生しました。
ベストポット3つの特徴
1.土鍋と鉄鍋のいいとこ取り!
1/1000ミリで削る技術が可能にした、高精度な無水調理鍋。
あらゆる鍋を試されている料理家の方も、「ごはんが一番美味しく炊ける!」と太鼓判を押す「ベストポット」。おいしさを引き出すひみつは、まず素材にあります。
ベストポットは、通常の土鍋や鉄鍋と異なり、本体は四日市市の伝統工芸品である萬古焼の土鍋で、蓋は鉄。土鍋と鉄鍋の両方のメリットが堪能できる、史上初の鍋なのです。
土鍋のメリットとは?
ゆっくり火が入り、ゆっくり冷めること。熱伝導率が低く、蓄熱効果が高いので、ごはんもふっくら炊き上がります。次々と発売される高機能な炊飯器も、土鍋で炊いたごはんを再現しようとしているものが多いのです。中でも萬古焼は耐熱性に優れ、最も土鍋に適している素材。全国の土鍋も7〜8割が萬古焼で作られています。
鉄鋳物鍋のメリットは?
火の通りの良さとその重さ。重みで鍋全体の密閉性を高めてくれるので、人気の無水調理鍋の多くが鉄の素材で作られています。
近年の健康志向からも、旨味や栄養を逃がさない無水調理は大人気。
書店でも多くのレシピ本が平積みされているのを見かけます。
モラトゥーラでは、地元の特産品である萬古焼に重みのある鉄の蓋を組み合わせることで、両方のメリットを併せ持つ究極の無水調理鍋ができるのではないかと考えました。
しかし問題は、土鍋の成形が安定せず、鉄の蓋で密閉する事が大変難しかったことです。
可能にしたのは1/1000ミリ単位で行われる切削技術。
土鍋は、焼きあがった後に一つ一つ歪みが生まれ、無水調理鍋には向いていないとされていました。
それを可能にしたのが中村製作所の切削技術。50年間工作機械の部品や、精密機器、航空宇宙産業の部品加工を行なっている技術です。
この技術を生かして、難しいとされている萬古焼を1/1000ミリの加工で削り出すことで歪みを整え、蓋と本体の密着性を極限まで高めることに成功しました。
2.ヒントは懐かしの羽釜?!二重構造と幻の釉薬で圧倒的なエネルギー効率を実現。
約10分火にかけるだけ。あとは待つだけ。
ベストポットのもうひとつの魅力は蓄熱調理が出来ること。鍋全体が熱を保持する事で火も電気も使わずに調理を行ってくれます。沸騰したら火を止め、そのまま置いておくだけ。美味しい上に、簡単、経済的で環境に優しい。
例えばごはんなら、沸騰したら火を切ります。15分〜20分置いて中までじっくりと火が通ります。土鍋ならではのおこげも楽しめ、3時間経っても45度の温かさを保てるのです!
無水カレーや肉じゃがなどの煮込み料理もとても簡単。沸騰したら火を止めるだけ。余熱で火が入ります。
朝、沸騰するまでおよそ10分程度火にかけるだけ。
火を止めて外出している間に調理をしてくれるので、あとは帰宅時に温めて食べるのみ。そんな魔法の調理が可能になるのです。
蓄熱性をアップさせたハガマ構造
鍋の本体は、二重構造になっています。これは、美味しいご飯が炊ける昔ながらの羽釜にヒントを得ました。そもそも萬古焼は蓄熱性が高いもの。そこにスカート形状のハガマをつけることにより、鍋底、羽釜、羽釜と鍋の間の3箇所に蓄熱する構造にしました。底面からだけでなく、側面からもから熱が入る事により、お米が循環してムラなく美味しいご飯が炊き上がります。
独自の釉薬の効果で素材を芯から柔らかく
釉薬には鉄分を多く含む9万年前の阿蘇山の火山灰を使用。遠赤外線の放射率を安定的に高めることが出来るため、食材に芯から火を通し、柔らかく調理することを助けています。
3. 長く愛せるデザインと、安心のアフターケア
食器と同じようにテーブルに並べることができる、シンプルでモダンなデザイン。日々の食事で楽しんで使って欲しいと言う、作り手の思いが詰まっています。
時間に追われる中、調理や配膳、慌ただしく食事をすませるお母さんやお父さん。ようやく席に座って一息つくと自分のご飯は少し冷めていて・・・・
どこの家庭にもありそうなシーンですが、テーブルにおいても様になるベストポットなら、いつまでも暖かい料理を皆でシェアしながら食事を楽しむことが可能です。
また、吹きこぼれなどで汚れてしまっても安心のアフターケアサービスもあります。汚れた鍋は、再度1000度〜1200度の釜で焼き直しすることにより、汚れ成分が焼け落ち綺麗な状態を取り戻すので、長く使用することができるのです。
「空気以外はなんでも削ります」
2015年、株式会社中村製作所より誕生した「株式会社モラトゥーラ」。
母体となる中村製作所は、50年の歴史の中で切削加工技術を活かし、工作機械の金属部品を製造することを主な生業としていました。近年は新たに精密部品や航空宇宙分野などにも進出し、さまざまな分野でその加工技術を活かしています。
「空気以外はなんでも削ります」という先代の言葉には、現状にとらわれず、常に新しいことにチャレンジしていくという想いが込められています。
「部品というものは、機械の中に入ってしまえば見えなくなってしまう。
自分たちが作ったもので世の中の人たちの喜びがダイレクトに感じられるようなものに挑戦をしてみたい」と考え、「モラトゥーラ」=(イタリア語で「削り出し」の意味)は立ち上がりました。
この夏には、おかずが作りやすい浅型の鍋「shallow」が開発され、現在はベストポットの周辺アクセサリーの他、小型の一合炊き、IH対応可能商品などを含め、多様なライフスタイルに役立つアイテムを開発しています。
新たな分野の商品を生み出す中で、製造・流通過程には今までとは異なる人々との関わりが生まれていく。様々なアイデアを皆でシェアし、人々の生活を支えるより良いものをつくりたい。そんな想いから生まれたベストポット。
クリスマスやお正月、何かとイベントの多い冬。手間暇いらずの手料理で、家族で食卓を囲んでみてはいかがでしょうか。
株式会社 MOLATURA
住所:〒512-8061 三重県四日市市広永町1245
電話:059-336-5321
公式webサイト:https://www.bestpot.jp
イベント情報
「ベストポットIH対応可能版体験会」
開催日:2019年11月26日(火)
会場:東京神保町「サカキラボ」
http://www.labpaper.jp/
「 ベストポット POP UP @ 伊勢丹新宿店」
開催日:2019年12月18日(水)~12月24日(火)10:00〜20:00
会場:伊勢丹新宿店 キッチン売り場5階
イベント内容:店頭実演販売の他、IH可能な鍋も登場の予定です
https://www.isetan.mistore.jp/shinjuku.html
「ベストポット トークイベント@阪急うめだ本店」
開催日:2019年12月21日(土)
会場:阪急うめだ本店 7階予定
イベント内容:モラトゥーラの山添社長、萬古焼窯元・水谷商店の水谷さんによるトークイベントが開催されます。
http://www.hankyu-dept.co.jp/
その他、各地で料理教室も開催予定!
※情報は随時HP参照。