Culture
2020.02.13

3ロールで5000円!?皇室献上品の超高級トイレットペーパーの秘密に迫る!

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日本のトイレが、海外で高い評価を得ているのをご存知でしょうか?訪日外国人の多くは、日本に到着してすぐ、空港のトイレで大きな感激に出合うのです。自動で開く蓋、温かい便座、用を足す際の音消しの流水音、温水洗浄便座(シャワートイレ)、柔らかく吸水性に優れたトイレットペーパー、離れると自動で流れる水、高品質のハンドドライヤーなどのテクノロジー。それに加えて、公衆トイレでさえも行き届いた掃除、ベビーチェアやパウダールームなど充実した設備、日本のトイレは世界屈指のクオリティであるといえます。
日本の誇るおもてなしトイレ、中でも、今回は最も身近である「トイレットペーパー」について取り上げます。現代のトイレットペーパーの最高峰ともいえる、超高級品もご紹介します。

世界に誇るトイレットペーパー

日本では水溶性のトイレットペーパーが使われており、排水処理能力も高いことから、当たり前のようにトイレットペーパーを便器に流していますが、海外では流せない国も多く、トイレに設置されたごみ箱に捨てるため、臭いの原因になっています。
また、日本のトイレットペーパーは、最上級の柔らかさと優れた吸水性が特徴です。エンボス加工により表面に施された凹凸が、表面積を大きくし、優れた肌触りと吸水性を可能にしています。トリプルとよばれる3枚重ねは、温水洗浄便座での使用も意識した強い吸水性が魅力です。また、香り付きや消臭加工されたもの、様々な柄の入ったデザイン性の高いものなど、細部にまで拘りがみられます。

日本のトイレットペーパーの歴史

用を足した後は、日本では、古くは直接手で拭くか、植物の葉や茎、海草などを使用していました。飛鳥時代・奈良時代頃から「籌木(ちゅうぎ)」と呼ばれる木のヘラで拭くようになり、鎌倉時代・戦国時代頃から身分の高い人は紙を使用するようになりました。
庶民が紙を使用できるようになったのは、江戸時代に入ってからです。江戸の「浅草紙(あさくさがみ)」や、京都の「西洞院紙(にしのとういんがみ)」など、再生紙が「チリ紙」として庶民の間で使われました。明治時代になると、輸入品のロール型トイレットペーパーが都市部のホテルなどで導入され、大正時代には国産のトイレットペーパーも登場しました。
戦後、下水道整備が進み、トイレは汲み取り式から水洗式へ、和式から洋式へと変化し、それに伴い、水溶性のトイレットペーパーの普及が拡大しました。昭和48年のオイルショックでは、パニック的にトイレットペーパーの買い占めが起こり、以降、中東情勢が悪化するとトイレットペーパーが話題になりました。
昭和後期には日本のトイレの象徴であるの温水洗浄便座が発売され、その普及と共に、トイレットペーパーにも吸水性がより追及されるようになりました。

最高級トイレットペーパー「羽美翔(はねびしょう)」

ここで、日本のトイレットペーパーの最高峰として、望月製紙(※)の「羽美翔」をご紹介します。芸能人が贈り物に使用し、メディアでも何度も取り上げられた有名なトイレットペーパーです。価格は、3ロールで、な、なんと5,000円!皇室に献上された実績もある超一流品です。勿体なくて、お尻が拭けない・・・。
羽美翔の最大の拘りは、何といっても「柔らかさ」です。原料には最高級品の純粋パルプを厳選し、日本全国の水質ランキングで1位を獲得した高知県の清流、仁淀川(によどがわ)の伏流水を使用し、土佐和紙作りで培った技術を活かして製造しています。原料本来の「柔らかさ」を最大限に引き出すことで、シルクのような肌触りを可能にしています。ローションや香料は一切使用していないので、敏感肌の方でも安心して使用できます。紙を抄く工程では丁寧に時間をかけ、乾燥する工程でも「ホットケーキ製法」と社内で呼ばれる方法で、じっくりと温度管理をしながら格段に時間をかけています。また、その日の気温や湿度に合わせて各工程を調整しており、1日あたり、わずか150ロールしか作ることができません。
更に、ジャパニーズモダンなデザインも人気の理由です。トイレットペーパーに施された柄は、どこでカットしても上品かつお洒落に計算されています。1ロール1ロール、鮮やかな高級土佐和紙で包装されています。外箱は、京都の伝統職人が丹精をこめて作っており、一見すると高級日本酒が入っているかと見紛うも贅沢なもので、まさかトイレットペーパーが入っているとは想像もできません。
商品購入の目的は、多くがギフトです。トイレットペーパーは、生活必需品であり賞味期限もないため、相手を問わず喜ばれ、誕生日や景品・内祝いなどのプレゼントに最適です。「自分では絶対に買わない」「他の人と被らない」「話題性になる」との声も非常に多いとか。外国人へのお土産にももってこいです。
この他にも、日本中で様々な高級トイレットペーパーが販売されていますので、ぜひ一度お試しあれ!

おわりに

トイレットペーパーを中心に、日本のトイレについてみてみました。
今年は、東京2020オリンピック・パラリンピック大会で、世界中から日本に観光客が集まります。多くの方々が、日本のトイレを堪能し、日本のトイレが注目されることでしょう。みなさんも、最も生活に密着した日本文化を、是非とも誇らしく語っていただきたいと思います。
高級トイレットペーパー 望月製紙株式会社