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2020.08.03

京都駅近!ホテル「THE THOUSAND KYOTO」のおしゃれな館内を一挙紹介!

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JR・地下鉄京都駅から徒歩2分の位置に佇む「THE THOUSAND KYOTO(ザ・サウザンド キョウト)」。「京都の豊かな知恵に触れる」がコンセプトのパーソナル・コンフォート・ホテルです。贅沢な空間構成のなか、アートや緑に囲まれる。賑やかな駅前で過ごしていることを忘れてしまうほど、非現実的なゆったりとした時間を体験できます。

ロゴマークに込められた思い

THE THOUSAND KYOTOのロゴマークには、「1000年の歴史」「これからの1000年の無限の約束」「京都の知恵」この3つの意味が込められています。悠久の時を刻んでいることを忘れることなくお客様をお迎えする。そんな思いを込めて「インフィニティロゴ」と呼ばれているそう。旅の終わりが来ることを感じさせない、そんな心のこもったサービスとともに、落ち着いた時間を過ごせます。

アートのコンセプトは「YURAGI/UTSUROI」

THE THOUSAND KYOTOの館内には、京都出身のアーティストらによる約280点のアートが、客室含めさまざまなスペースに展示されています。アートのコンセプトは、「YURAGI/UTSUROI」。このコンセプトをアーティストがそれぞれ解釈し、作品に取り入れています。

WOW「wind_form」1階ロビー

フロント横に設置されている「wind_form」のコンセプトは「京都の自然」。6台のファンをコントロールし、布に光と風を当てて、形と動きを造り出しています。目に見えない風のゆらぎや、同じ姿を見せることのない水の流れ、すべての人の意識に存在する、普遍性や永遠性を感じることができます。WOWの作品の常設展示は、THE THOUSAND KYOTOが世界初の試み。夜はライトアップされ、昼間とはまた違った、幻想的な姿を見ることができます。

黒川徹「曲率-Curvature-」1階エントランス

メインエントランスをくぐり、一番最初に目に入ってくるのがこちらのオブジェ。オーガニックな素材を使って作られた版築壁(はんちくかべ)と、幾何学的な形態が融合して、非日常的で独特な雰囲気を造り出しています。

井川健「羽化(うか)」2F日本料理 KIZAHASHI

レストラン内にも作品が。日本料理「KIZAHASHI」には、贅沢にスペースを使った漆黒の造形作品が展示されています。その大胆な配置や造形を眺めていると、食事処ということを忘れてしまうほど。このほか、エレベーターホールや廊下など、館内のいたるところで、さまざまなアート作品と出合うことができます。

アートツアー

THE THOUSAND KYOTOでは、2020年6月3日(水)から、館内のアートの楽しみ方を学べる「アートツアー」を開催。毎週水曜日10:00からおよそ30分。宿泊者限定で、アートに使われている素材や、手法、モチーフなどを、コンシェルジュが丁寧に案内。作品の背景を知ると、また異なった角度で楽しむことができそうです。

■アートツアー概要
日時:毎週水曜日 10:00〜
所要時間:30分
集合場所:コンシェルジュデスク前
申し込み方法:前日の18:00までに要予約(フロントまたはコンシェルジュまで)
特典:ミニアート冊子のプレゼント
Webサイト:https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/art-gallery/

「ミニマル」を感じる全222の客室

客室は、3階から9階で全222室。「スタンダード」、「デラックス」、「プレミア」、「スイート」、4つのカテゴリに分けられて構成されています。

8階にある1000号室「メゾネット・スイート」は、広さなんと85㎡。室内に階段があり、2階にはベッドルームとバスルームがあります

全室にわたり窓が大きく、開放的で気持ちの良い時間を過ごすことができます。

海外からの観光客に人気の「ジャパニーズ・スイート」

客室内に入ると、照明や空調のスイッチがないことに驚きます。「ムダを省き、生き方を見つめ直す」そんな禅の思想をベースとしているため、室内はとてもシンプル。照明や空調の調整、ホテルのサービス等の操作はすべてタブレットに集約されています。アメニティやミニバーなども、戸棚や引き出しに閉まってあるので、シンプルでのびのびとした空間で過ごすことができます。

また、客室にも「YURAGI/UTSUROI」をテーマにしたアートが展示されています。京都に実在するモチーフを、時間の経過を織り込みつつ撮影した作品。

とても抽象的ですが、「これは、どんな季節にどこを撮影した作品なんだろう」そんなことをゆったりと考えてみても楽しいかもしれません。全客室に展示されていますが、同じ作品はひとつもないのだとか。

ティーアイテムにも京都ならではのこだわりが。

常滑焼の職人による手作りの急須や有田焼の湯呑みなど、洗練された茶器セットで穏やかなティータイムを楽しめます。和紅茶のティーバッグは、お茶ソムリエが厳選した、THE THOUSAND KYOTOオリジナルのブレンド。

お祭り気分を味わえる「Champagne Night」

2019年、2日間限定で開催し好評を博したイベント「Champagne Night」。2020年は、7月10日(金)から9月26日(土)までの毎週金曜日・土曜日限定で開催されます。

会場はチャペル前に広がる奥庭「OKUNIWA GARDEN」。普段は開放していない緑豊かな奥庭を、イベント期間限定でオープンに。夜空の下、この季節ならではのロマンティックな時間を過ごすことができます。

イベントのテーマは「大人の縁日」。「お祭り」や「縁日」をイメージした、本格的ながら遊び心あふれるフードドリンクメニューがそろいます。

上:トマティーナ、左:フォンドボーとお好み焼きリゾット、右:スカーラエのイカ焼き

フォアグラ→リンゴ飴

どれも味と見た目のギャップに驚きます。イタリア料理「SCALAE」のシェフによる独創的なアイデアと革新的な技術から誕生しました。

2020年は、新型コロナウイルスの影響で、中止や延期になるお祭りが各地で相次いでいます。京都で1000年以上の歴史をもつ祇園祭も、あえなく中止となりました。いつか日本に夏祭りが戻ってくることを願いながら、「THE THOUSAND KYOTO」で大切な人と過ごし、「Champagne Night」でお祭り気分を味わってみてはいかがでしょうか。

THE THOUSAND KYOTO 基本情報

TEL:075-354-1000
住所:京都府京都市下京区東塩小路町570番
アクセス:
【京都駅から】
・JR京都駅中央口から、東へ徒歩2分
・地下連絡通路からは「出口5」を利用
【車】
・名神高速道路(京都南IC)より約20分
・阪神高速道路 8号京都(上島羽IC)より約15分
Webサイト:https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/

書いた人

1994年生まれのさそり座の女。地元・北千住を愛す。大学在学中、和樂編集部で3年間アルバイトをする。就活に挫折していたところ、編集長に捕獲される。好きになるものの偏りが激しいことが悩み。最近心に響いたコトバは「お酒は嗜好品ではなく必需品」。アルコールは正義だと思っている