縄文土器のドキドキする迫力と美しさを堪能しに、火焰型土器(かえんがたどき)の宝庫・新潟県を訪ねてみませんか? 縄文土器を間近に楽しめる文化施設をご紹介します。
【十日町市博物館】
国宝の火焰型土器や王冠型土器
圧巻の美しさにドキドキ! 国宝の火焰型土器と出合えます
信濃川火焰街道(しなのがわかえんかいどう)沿いにある、新潟県十日町市の必見スポット。1999年に国宝指定された火焰型土器14点を含む、笹山遺跡(ささやまいせき)出土品を展示しています(※入れ替えあり)。縄文人の住居のジオラマや、縄文人が身につけていたといわれる編布(あんぎん)の展示も見応えあり。屋外では市内各遺跡からの発掘成果をもとに、奈良時代の竪穴式(たてあなしき)住居や縄文の住居跡を復元!
縄文中期の竪穴式住居
◆十日町市博物館
住所 新潟県十日町市西本町1-382-1
公式サイト
【馬高縄文館】
縄文中期に栄えた馬高遺跡の出土品、「火焔土器」
唯一の火焔土器や“ミス土偶”がお出迎え!
1936年に信濃川中流域の馬高(うまだか)遺跡から出土し、その名の由来となった“火焔土器”を展示。豊かな造形をもつ唯一無二の土器は、ほかの火焰型土器と区別して特にこう呼ばれています。縄文後期に栄えた三十稲場(さんじゅういなば)遺跡から出土した土器も必見。ロビーには触ることができる火焰土器レプリカがあります。
馬高遺跡から出土した土偶“ミス馬高”嬢。
◆馬高縄文館
住所 新潟県長岡市関原町1-3060-1
公式サイト