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2019.09.18

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド【兵庫】

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昭和の温泉街の風情を色濃く残す、兵庫県・城崎(きのさき)温泉。外湯めぐりはもちろん、昭和レトロな遊技場や文芸館、そして現在33年ぶりに開帳されている温泉寺の秘仏など… 城崎温泉を丸ごと楽しめる、7つのおすすめスポットをご紹介します。

1.7つの公共浴場、どうめぐる?

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

日本海へと注ぐ円山川(まるやまがわ)の支流、大谿川(おおたにがわ)の両側に宿が並ぶ城崎温泉。その景色も城崎人気の理由のひとつですが、城崎名物といえばやっぱり外湯めぐり! 1400年の歴史を誇る山陰随一の温泉郷では、7つの外湯が楽しめます。城崎温泉発祥の「鴻の湯」、温泉サウナがある「御所の湯」、願掛けの「まんだら湯」、貸切り風呂もある「一の湯」、超音波風呂の「柳湯」、打たせ湯やジェット風呂の「地蔵湯」、展望露天風呂付き駅舎温泉「さとの湯」。地元のおばあちゃんや子供たちとの入浴で、親しげな土地柄を体験してみてください!

2.夜は浴衣で、射的にスマートボール

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

温泉宿にあったらうれしいのは卓球台。温泉街にあったら入らずにはいられないのは遊技場! 射的やスマートボールなど昭和レトロな遊技は、浴衣姿でこそ楽しみたいもの。西村屋本館前の通りにも、夜のみ数時間営業している遊技場が2、3軒。1回50玉200円のスマートボールで長時間遊べたり、落とした的の数によって景品が選べる射的に白熱したり。ちなみに記者とカメラマンで合計14個落とした射的の景品は、小さなガラスの鶏の置物。城崎の思い出です。

◆谷口屋遊技場
住所 兵庫県豊岡市城崎町湯島404

3.冬はカニ! 夏はウニ! 但馬牛も!

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

城崎温泉から山陰本線で約30分、大乗寺がある香住はズワイガニが水揚げされるカニ王国。なにしろ香住駅で迎えてくれるのは「歓迎」ではなく「カニ迎」(笑)。城崎の宿も料理屋も、もちろん冬はカニ推しです。カニ休漁の夏季もご心配なく。海鮮は年中豊富だし、この地域には但馬牛があります! 朝晩は宿で…となると、お昼に食べるべきは、但馬牛のステーキ定食? それはちょっと重いという人には、カフェ「CREEZAN(くりーざん)」で但馬牛のハンバーガーがおすすめです。

◆CREEZAN
住所 兵庫県豊岡市城崎町湯島675-1
公式サイト

4.城崎といえば歴史と文学の町

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

城崎温泉を一躍全国区にしたのは、大正6(1917)年に発表された志賀直哉の「城の崎にて」。彼をはじめとする白樺派の作家のほか、「山陰土産」を書いた島崎藤村や、蛤御門の変ののち城崎に潜伏した桂小五郎など、城崎ゆかりの人物に関する品や資料を展示するのが「城崎文芸館」。城崎は歴史と文学の町でもあるのです。城崎温泉限定販売の小説(上写真は湊かなえ「城崎へかえる」)や手ぬぐいをお土産に。

◆城崎文芸館
住所 兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
公式サイト

5.ミシュラン2ツ星の景観を空中散歩で

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

城崎の町並みから円山川が日本海に注ぐ様子まで一望にする、大師山(だいしやま)の展望台。西村屋本館からもすぐのロープウェイ山麓駅から展望台がある山頂駅まで、春夏の緑、秋の紅葉、そして一面銀世界となる雪景色を真下に、7分間の空中散歩が楽しめます。山頂にはカフェもあるので、文学の町らしくひととき読書、もおすすめです。

◆城崎温泉ロープウェイ
住所 兵庫県豊岡市城崎町湯島806-1
公式サイト

6.ニッポンの旅に神社仏閣は欠かせません

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

大師山の中腹から町を見守る温泉寺。本尊である檜の一木造(いちぼくづく)りの十一面観音菩薩像は、33年ごとに開帳される秘仏ですが、2018年4月から3年間の予定で公開中。町の中心部には、温泉の守護神である湯山主神(ゆやまぬしのかみ)を祀る四所(ししょ)神社が。春の温泉まつり(温泉寺開山忌)や、四社神社の秋季大祭など、町内あげての祭りも。

◆温泉寺
住所 兵庫県豊岡市城崎町湯島985-2
公式サイト

7.なにしろ、ぶらぶらするのが楽しい温泉街なのです

城崎温泉に行くなら! 町を丸ごと楽しめる、7つのおすすめガイド

「浴衣の似合う町」として、国内外から絶大な人気を得ている城崎温泉。町の中心を流れるのは、柳と桜の並木に縁どられた大谿川。石造りの橋がいくつもかけられたその景観は、季節時間を問わず絶好の撮影スポットでもあります。城崎温泉を拠点に、城下町出石(いずし)やのどかな神鍋(かんなべ)高原、日本海の景勝が続く但馬海岸などへ足をのばしても。

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