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Travel
2019.11.13

宮古島「the rescape」完全ガイド!癒しの客室・アクティビティ・朝食で憧れのリゾートステイ

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次々に新しいホテルが建設され“宮古島バブル”と賑わう島に、2019年5月、またひとつプライベート空間が楽しめるリゾートが誕生。「the rescape(ザ・リスケープ)」は、美しい宮古ブルーの海と豊かな緑に囲まれた、まだまだ手つかずの自然が残る宮古島東部にオープン。
“ハイダウェイ(隠れ家)リトリート”がコンセプトの、自然との調和を大切にしたオトナの隠れ家リゾートをご紹介します。

隠れすぎ!?ハイダウェイ(隠れ家)リゾートへの入口

「the rescape」があるのは、宮古ブルーの海が美しい吉野海岸や新城海岸、断崖の絶景スポット・比嘉ロードパークがある宮古島東海岸。急速なスピードで開発が進む宮古島ですが、東海岸にはまだまだ昔からの景色が残り、宮古島本来の自然と親しめる絶好のエリアです。

東海岸の絶景スポット「比嘉ロードパーク」からの眺め。目指す隠れ家リゾートはここからすぐ近く。

比嘉ロードパークから車で2~3分ほどで「the rescape」の入口です。“隠れ家”というだけあって、油断してると通り過ぎてしまうほどの隠れっぷり!ここからサトウキビ畑を抜け、急な坂道を下っていくと真っ青な海と真っ白なヴィラが見えてきます。

石垣に同化していますが、よ~く見ると「the rescape」の文字が

坂道の途中からは美しいリゾートの様子を上から眺めることができますが、よそ見厳禁。車を停めてからゆっくりと楽しんでください。

空と海の青と、建物の白、木々の緑のコントラストが美しい

海と木々に囲まれた隠れ家リゾートでおこもりステイ

まずはメイン棟でウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。メイン棟やヴィラではWi-Fiが使えますが、手付かずの自然の中だけに電波が掴みにくいことも…。本当ならリゾート内ではスマホやパソコンからはオサラバしたいところですが、そうもいかない現代社会。もしWi-Fiが入りにくい時はポケットWi-Fiを貸してくれますので、相談してみてください。

メイン棟の1階ではレセプションの他、ライブラリーやギャラリー、バーが利用できます。2階はレストランになっています。

リゾートには9タイプ、全40室の客室があります。独立もしくは連棟型のヴィラタイプが中心ですが、広さもさまざまなのでカップル・グループから3世代旅行まで幅広く対応可能。もちろんおひとりさまの静かな休日にもぴったりなリゾートで、一人からでも予約できます。

メイン棟を中心に左右に真っ白なヴィラが連なる

スイートヴィラ

スイートヴィラだけでも「Rescape Suite Villa」「Premier Suite Villa」「Suite Villa (Daybed)」「Suite Villa」と細かく分かれていますので、広さやそれぞれの滞在スタイルにピッタリの部屋を選びましょう。

画像:the rescape

ほぼ全ての客室にプライベートプールが備わっていて、誰の目も気にせず開放的な時間を過ごせるのが魅力!とは言っても水着は着用でお願いします(笑)。プールだけではなくプールサイドのシートエリアも広く設計されていますので、かなりリラックスした時間を過ごすことができます。ネスプレッソのコーヒーマシーンが部屋にありますが、おこもりステイのためのビールやちょっとしたおつまみはコンビニやスーパーで調達しておくといいでしょう。宮古島ではコンビニは都会のようにどこにでもあるわけではありませんので、リゾートに向かう前に調べておきましょう。

コンフォートコテージ

スイートタイプほどの広さはありませんが、連棟タイプの「Comfort Cottage」は海に近いので、部屋によっては海が眺められることも。広さも57平米以上ありますので2~3名でもじゅうぶんな広さです。

スイート、コンフォート、デラックス…。「the rescape」の客室はタイプによってそれぞれ特徴がありますので、予約する際は公式HPなどでよく吟味してくださいね。

一部の「Comfort Cottage」では、プールからもリビングからも海が見えます

青空の下で楽しむpool&beach

リゾート内には共用のプールもあり、プライベートプールとはまた違った雰囲気。せっかくならどちらも楽しんでみましょう。プールの奥には宮古ブルーの美しい海が見え、プールの脇の小道からも海岸に出ることができます。プライベートプールもいいですが、青空の下のプールとビーチはやはり格別!

「the rescape」の前に広がるビーチは640mにも及ぶ天然の砂浜。島の東に位置するので、朝日がとても綺麗なんです。早起きが苦手じゃない人は、早朝にビーチをお散歩してみてください。また、無料の「サンライズヨガ」も開催されていますので、こちらもおすすめです(前日17時までの予約制)。

メイン棟やプールの横からビーチに出られる道があります。メイン棟には砂や海水を落とすシャワーも設置。

メイン棟の楽しみ方いろいろ

カスタムバスソルト作り

岩塩やハーブ、アロマオイルを使ってお好みのバスソルトを作ることができます。作ったバスソルトはお部屋のバスタブで楽しみましょう。ハーブに関する本も置かれていますので、シチュエーションに合ったハーブやアロマオイルを選ぶといいですよ。

オーガンジーの小袋に岩塩とハーブを入れ、最後にアロマオイルを数滴

ちょっとしたライブラリーやアートギャラリーも

マシュマロナイト

画像:the rescape

陽が落ちたらメイン棟のテラスにあるファイヤープレイスを覗いてみましょう。19時からは火が入り、マシュマロナイトの時間。上手に焼けると中身がとろっとろのベイクドマシュマロの完成です。マシュマロを刺す持ち手の部分もオーガニックのサトウキビでできていますので、口にしても大丈夫…というよりも美味しいので、ちょっとかじってみてください。

星空・流れ星観察

宮古島の中心地から離れているリゾートの敷地からは、晴れていれば素晴らしい星空が楽しめます。ビーチもしくはファイヤープレイスで星空・天体ナビツアーが行われますが、ツアーに申し込まない場合でも宿泊者は無料で観察キットが借りられますのでリゾート内のどこでも自由に星空観察を楽しむこともできます。

画像:the rescape

島の恵みたっぷりの朝食

朝食はメイン棟の2階のレストランで。ここから見える海もまた素晴らしいのです!

ドリンクは南国らしいフルーツ系を中心にラインナップ。中でも濃厚なマンゴージュースがおすすめ。朝食のドリンクでこのクオリティは驚きです。プレートで提供される朝食は、お野菜やお豆腐を中心としたヘルシーな内容です。島の食材本来の味が感じられるような薄めの味付けが嬉しいポイント。

「the rescape」ならではのアクティビティ

「the rescape」で特におすすめしたいのが「素潜り漁師 見学ツアー」。ちょっと他のホテルやリゾートではお目にかかれない体験です。漁業組合員である漁師と海に入り、目の前で魚突きを観察!ダイナミックな海中での様子が見られるめったにないチャンスです。海況によって行われる時間が変化しますので、時間に余裕のある方にはぜひ体験していただきたいアクティビティです(前日17時までに予約が必要)。

画像:the rescape

島の魅力に癒される「the rescape」での時間

手つかずの海と緑に囲まれた環境で、島の豊かな自然をめいっぱい感じることのできる「the rescape」。今度の旅は、日常の疲れを癒すハイダウェイリゾートで健康な心と身体を取り戻すとびっきりの時間を過ごしてみては?

the rescape(ザ・リスケープ) 基本情報
住所:沖縄県宮古島市城辺長間1901-1
アクセス:宮古空港から車で15分、下地島空港から車で45分
公式webサイト:the rescape

書いた人

生まれも育ちも大阪のコテコテ関西人です。ホテル・旅行・ハードルの低い和文化体験を中心にご紹介してまいります。普段は取材や旅行で飛び回っていますが、一番気持ちのいい季節に限って着物部屋に引きこもって大量の着物の虫干しに追われるという、ちょっぴり悲しい休日を過ごしております。