ルーも油もいらないなんて!リスペクトで「辿り着いた」煮るだけスパイスカレー

ルーも油もいらないなんて!リスペクトで「辿り着いた」煮るだけスパイスカレー

私にとって、カレーの王様イナダシュンスケさんという方がいらっしゃいます。
イナダさんのレシピブックのお料理も、展開されているお店「エリックサウス」で食べれるインド料理も、今までの人生で出会ったことが無かったもの。
ナンをいくつかのカレーにつけるのが、インドカレーだと思っていた私にとっては衝撃でした。
ミールス、ドーサ、ラッサム…異国のメニュー名や様式を、わかりやすく説明してくださり、それでいてなんと大らか!
日本において、イナダさんの「スパイスカレーの日常化」への貢献は計り知れません。

そのイナダさんが炊飯器で作るぶっこみカレーなるものをツイッターで紹介されていました。普段、本格的なカレーを提供されているイナダさんが炊飯器で?
早速作ってみた所、え?油も使わないのに!?スパイスだけで!?一口食べると十分にカレーだったのです。

炊飯器がない我が家ではお鍋で作り始め、それから私の「煮込むだけカレー」の旅が始まりました。
そして、出来上がったのが今回ご紹介するこのレシピです。

え?これでいいの?ルーも油も使わない、煮るだけカレーレシピ

(材料)
手羽先  12本(約600g)
玉ねぎ   大1個(約300g)
トマト   大1個(約250g)
ジャガイモ 中1個(約150g)
ニンニク  4かけ(約10g)
生姜    1かけ(約10g)
ココナッツミルク 400ml
水  400ml
ナンプラー 小さじ3(ナンプラーが無い方は塩で味付けしてください)
塩 小さじ1/3〜1
カレー粉 大さじ1と1/2

玉ねぎ、トマトは大きさが小さい場合、個数を足すなど調整してください。

作業時間:約70分

1. 全ての材料を食べやすい大きさに切り、鍋に入れていきます。ジャガイモだけはでんぷん質を取るために水にさらしてから水気を切り、鍋に入れましょう。ニンニクは包丁の腹で潰し、生姜は1かけのまま入れます。

手羽先は関節の逆方向に折っておくと、食べやすくなります。同じく鍋に入れましょう。

2. ココナッツミルク400mlを入れます。その後、缶詰に水400mlを入れ、残ったミルクをこそぎながら鍋に入れます。火をつけ中火で熱します。

3. 鍋が沸騰したらナンプラー小さじ3(無ければ塩)を入れ、蓋を少しずらしてかぶせ弱火で1時間煮込みます。ふつふつと静かに煮立っている状態を保ちましょう。

4. 味見をして塩味を調整しましょう、急に塩辛くなるので、塩1/3小さじ程度から足してください。お子様がいるご家庭はこの時点で取り分けておくと、辛くないココナッツミルクシチューとして召し上がっていただけます。

5. カレー粉を大さじ1と1/2入れます。カレーを取り分けた場合は、カレー粉大さじ1を入れ、出来上がりの写真の色になれば大さじ1/2を足さなくても良いです。よく混ぜて、軽く沸騰させたら出来上がりです。

冷めたらすぐに冷蔵庫に移し、3日間冷蔵保存可能です。
ジャガイモは冷凍すると食感が変わるので先に食べ切り、残ったら小分けにして1ヶ月冷凍保存可能です。

ナンプラーの代わりに塩を使った場合は旨味を足したいので、昆布があれば5cm程度の長さに切って入れましょう。

鶏肉は他に使うなら、もも肉、手羽元が良いです。もしスパイスが余っていたら、カルダモン6粒、クローブ8粒、シナモンスティック1本、ベイリーフ2枚など入れて煮込むとさらに香り高い一皿が出来上がります。

今まで、飴色玉葱を作ったり、お肉を焼き付けたり…スパイスを油でプチプチさせたり…カレーが好きだからこそ、いろいろしてきたのにな…。そうしなければいけないと思ってきました。

思い込みを取っ払えば、お料理ってもっと楽で自由なんですよね。

1時間も煮たら、手羽先もほろほろです。
材料を切って鍋に入れ、煮込むだけのカレーでこんなに美味しい! この発見をぜひあなたにも体験して欲しいです。

(写真 今井裕治)

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