何度行ってもまた行きたくなるのが京都。行く度に発見がある。もっと知りたくなる。「また京都かぁ」と思っても、たとえそれが仕事だとしても、結局くたくたになって帰りの新幹線に乗り込むことになるほど、満喫してしまうのです(笑)
京都で買うべき! を和樂が厳選。最強のお土産ランキング
毎回のこの現象はいったい何? おおざっぱに言えば、京都は歴史や伝統文化などニッポンの縮図で、京都にしかないものがてんこ盛り。そこが外国人のみならず、日本人をも惹きつけてやまない魅力なのではないでしょうか。
そこで! お土産に購入すべき、京都でしか手に入らない逸品を和樂が厳選しました。これぞ京都最強のお土産ランキングです。
京都旅でのお買い物、パワーワードは“お誂え”
まずは、京都での買い物をぐ~んと魅力的にしてくれる“お誂(あつら)え”に応えてくれるお店をご紹介。実際に和樂のスタッフが誂えたものから名入れというライトなお誂えまで、京都の手仕事の精神を堪能しましょう。
1.京都おはし工房の「おはし」
【上】紅紫檀 19,800円 【中】四角形の煤竹 9,700円(節付き)【下】銘木の桃色象牙 30,000円
箸専門店の営業マンから職人へ。そんな京都おはし工房・北村隆充さんの箸で食事をすれば、箸も料理のうちだと実感するはず。ただしこの箸を使ったら、雑な割り箸では食べられなくなるのでご注意ください(!)。形と材を選んで自分サイズのオーダーも可能。時間はかかりますが(3か月ほど)、待つ価値ありです!
◆京都おはし工房
住所 京都市右京区花園天授ヶ岡町16-5
TEL 075-464-3303
営業時間 10:00〜17:00
定休日 木曜・日曜
公式サイト
2.鍛金工房 WESTSIDE 33の「浅型鍋」
浅型鍋(アルミ製)11,000円
鍛金職人の寺地茂さんがつくる鍋はとってもフォトジェニック。だから雑誌や料理本でよく見かけます。でも美しいだけでなく、丈夫で働き者だから料理家にも選ばれるのです。今回新調したのは口径20㎝の浅型鍋。内側に蓋が落ちるので吹きこぼれません。名入れできるのも嬉しいポイントです。
◆鍛金工房 WESTSIDE 33
住所 京都市東山区大和大路通七条下ル七軒町578
TEL 075-561-5294
営業時間 10:00〜17:00
定休日 火曜
3.米田進栄堂の「畳紙」
畳紙5枚 540円
写真の畳紙(たとうし)は、和樂の茶の湯番長Uの私物。「お茶の方に半襟を差し上げることが多いので、半襟サイズの畳紙を米田さんで誂えました。立派に見えるでしょ(笑)」。和紙の種類や隅紙やテープの色などによって価格は変わりますがオーダー可能です。米田進栄堂は染物屋が集まっていた五条堀川に、紙文具の製造で大正時代に創業しました。きものや帯に欠かせない畳紙は、サイズや仕様の変更、名入れなどをすることができます。保管に使うほか、ミニサイズで贈り物を包むのにもピッタリ!
◆米田進栄堂
住所 京都市下京区堀川通五条上ル東側
TEL 075-343-2111
営業時間 9:00〜18:00
定休日 日曜・祝日・お盆・年末年始
公式サイト
京都でしか買えない! 専門店の“味の逸品”
京都でのおいしい食事を堪能したら、ぜひ自宅でもその味を真似たいもの。そこで、京都らしい食の専門店4店から、どうしても持ち帰りたい逸品を選んでみました。京都の食材や調味料があれば、家の食卓でも思い出の味がよみがえります!
4.京こんぶ千波の「吹きよせ茶漬」
吹きよせ茶漬100g 500円
京こんぶ千波(ちなみ)の「吹きよせ茶漬」は、良質の昆布や椎茸などをしっかりと煮含めたなかに青山椒がピリリと効いていて、食べ出したらもう箸が止まりません。リピート必至の品です。自宅使用はもちろんのこと、料理好きな友達へのおみやげにも最適!
◆京こんぶ千波
住所 京都市中京区錦小路柳馬場西入ル中魚屋483-2
TEL 075-241-3935
営業時間 9:00〜18:00
定休日 無休
公式サイト
5.とようけ屋山本の「油揚げ豆腐」
【上】ちょっと上等ゆるる寄せ豆腐 210円 【下】油揚げ豆腐 230円
今も高品質で日常使いの価格を守る創業121年の老舗、とようけ屋山本の油揚げ豆腐(薄揚げ)。縦10㎝×横40㎝という特大サイズで、だれもが驚くインパクト! とようけ屋山本の商品は、昔ながらの製法と有機栽培の大豆にこだわっています。おいしい豆乳が入った「ちょっと上等ゆるる寄せ豆腐」のほか、つまみ湯葉や豆乳製品など多種類の豆腐もおすすめ。
◆とようけ屋山本
住所 京都市上京区七本松通一条上ル滝ヶ鼻町429-5
TEL 075-462-1315
営業時間 6:00〜18:00
定休日 無休
公式サイト
6.村山造酢の「京酢加茂千鳥」
【左】都すみそ 520円 【中】京酢加茂千鳥360㎖ 450円 【右】合せ酢甘露千鳥 530円
村山造酢は京都を代表する食用酢の専門店です。ロングセラーの「京酢加茂千鳥」は爽やかな酸味とコクが特徴で、京料亭で愛用されていることで有名です。また、合わせ酢や酢みそも絶妙な酢加減の調味料も甘さ控えめであっさり美味。生産数が少ないのでプレミア感があります。
◆村山造酢
住所 京都市東山区三条通大橋東入ル3-2
TEL 075-761-3151
営業時間 8:30〜17:00
定休日 日曜・祝日
公式サイト
7.澤井醬油本店の「京淡口醬油」
【左】京淡口醬油500㎖ 400円 【右】もろみ醬油100㎖ 1,500円
澤井醬油の創業は明治12(1879)年。京格子に虫籠窓(むしこまど)など町家の風情を残すお店です。ここでゲットしたいのは、関東ではなかなか手に入らない「淡口醬油」。創業より使用している樽のなかでゆっくり熟成させた、「たまり醬油」も旨みのある深い味です。
◆澤井醬油本店
住所 京都市上京区中長者町通新町西入仲之町292
TEL 075-441-2204
営業時間 9:00〜17:00(日曜・祝日10:30〜15:30)
定休日 不定休
公式サイト
「紙モノ」ならこの2店へ直行!
ポチ袋に便箋、封筒などなど…京都で紙モノに遭遇すると俄然、購買欲がかき立てられます。木版画や唐紙の購入におすすめの2軒をご紹介。
8.竹笹堂の「木版画のブックカバー」
木版画のブックカバー(亀甲、連立雀、かえで)864円〜
四条駅近く膏薬辻子(こうやくのずし)という細い路地に佇む「竹笹堂」は、明治24(1891)年創業の木版印刷の老舗です。約90種類のオリジナルの柄があり、色も豊富。木版印刷ならではの凹凸ある手触りに愛着が湧きます。お土産に喜ばれること間違いなし!
◆竹笹堂
住所 京都市下京区綾小路通西洞院東入る新釜座町737
TEL 075-353-8585
営業時間 11:00〜18:30
定休日 水曜
公式サイト
9.かみ添の「グリーティングカード」
グリーティングカード(無地の薄紙便箋と封筒付き)1,000円
職人の町・西陣に工房を構えている唐紙工房「かみ添」。襖紙、壁紙から便箋、封筒、ポチ袋まで、「型押し」という古典印刷技術で多種多様の版木を使い手摺りで文様を写します。グリーティングカードとは、年中行事に合わせて、あるいはそれ以外にも感謝の気持ちなどを送るためのカード。大切な人への一通のためにもっておきたい逸品です。
◆かみ添
住所 京都市北区紫野東藤ノ森町11-1
TEL 075-432-8555
営業時間 12:00〜18:00
定休日 不定休あり
公式サイト