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2019.08.30

長野県・善光寺、サブスクリプションで地域とつながる「シンカイ」に行ってみた!

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長野県長野市・善光寺のすぐ近くに、和樂のオリジナル商品を取り扱うお店「やってこ!シンカイ」があります。一体どんな場所で、展示販売されているのか。和樂編集部が実際に訪ねてみました。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

サブスクリプションで地域と繋がる店「シンカイ」

「やってこ!シンカイ」は2018年6月にオープンしたお店です。店内には、洋服や書籍、さまざまな商品が並びます。でもただの小売店ではありません。「お店2.0」と銘打つシンカイ、イベント開催やコワーキングスペースとしての利用など、さまざまな場所の使い方でお店を応援できるユニークな仕組みがあるのです。

従来の「店舗と客」という関係性にとらわれることなく、地域と地域を応援したい人が、繋がることのできる場所。シンカイのコンセプトと活動に共感して(ちなみに和樂の編集長・セバスチャン高木は長野出身)、和樂でも2018年冬から商品を置かせてもらうことになりました。

長野駅から善光寺仁王門、シンカイへ

というわけで、さっそくシンカイへ向かいます。長野駅から善光寺に向かって中央通りを歩くこと17分、善光寺仁王門に到着しました。門をくぐったら右折です。

善光寺仁王門をくぐって右折
薬局のある通りを右へ進みます。

車通りの多い細い道を東へ3分ほど歩くと、緑のトタンに白字の「シンカイ金物店」が見えてきました!

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

シンカイの「和樂コーナー」を拝見

シンカイを外から眺めてみると…

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

窓のむこうに見えるのは「フェルメール会津木綿エプロン」。鮮やかな青と黄色が目に飛び込んできます。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました
ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」の色彩から着想を得たエプロン。製作を手がけたのは、福島県会津坂下町で会津木綿プロジェクトを手がける「IIE Lab.」さん。向かい側の道路からも目立ちます。

近づいてみると、編集長による手書きのPOPが貼られていました。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

到着したのは、開店したばかりの12時すぎ。店長のナカノヒトミさんが、鮮やかなオレンジ色の暖簾を掲げます。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

店内に入って左側に、和樂のコーナーがありました。
フェルメールエプロンを着たトルソーと、足元で存在感を放つ「ちょい畳」が目印。
(POPにダジャレが書かれているような気もしますが、スルーしましょう!)

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

ちょうど納品されたばかりの「取っ手付き ちょい畳」も見せてもらいました。
店内で持ってもらうと、意外と大きい印象です。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

ガラスケースの上には「フォーチュンキャット」が、ちょこんと置かれていました。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました
「フォーチュンキャット」の制作を手がけたのは、江戸木目込人形の伝統技法を守り伝える「柿沼人形」さん。胸元にはキラリと光るスワロフスキーのクリスタル。本誌に登場するやいなや問い合わせ殺到した和樂の人気商品です。

ちなみにシンカイには海外のお客様も1日1組以上来店されます。英訳付きPOPが功を奏したのか、こちらの「フォーチュンキャット」も、先日海外のお客様が1点購入されたとのこと。海外へ和樂の商品が届いているかと思うと、感慨深いものがあります。

 

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2月から取り扱い開始した『和樂』のfortune cat。コロラド州から長野に遊びに来ていたご夫妻が買ってくださいました! 最近外国人観光客の方々がたくさん来店してくださっています。私(ナカノ)は全く英語が喋れないので、シンカイや商品の魅力を伝えられてないことが多くモヤモヤすることも。満足のいくコミュニケーションをとれたらいいな…としみじみ感じています(最近Netflixに登録したので、まずは海外ドキュメンタリーやドラマで耳を英語に慣らすところからはじめてみます)。 ____. The couple who came to visit from Colorado bought the goods of “Waraku”. Waraku is a magazine that expresses Japanese culture interestingly.

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シンカイでは不定期でトークショーや販売イベントなど企画を行なっています。「いつか和樂の商品開発を語るイベントを開催してください!」とナカノさん。和樂のコーナーを眺めながら、あれこれとお話を伺っているうちに、新幹線の時間も迫ってきました。次に訪れるときは、イベントの打ち合わせを言い訳に長居したいな、と思いを馳せながらシンカイを後にしました。

みなさんも長野・善光寺に訪れた際には、ぜひシンカイにも足を運んで、和樂の商品を手にとって見てください。

善光寺周辺散歩、おみやげに買ったものは?

最後に、今回の訪問で購入したおみやげを紹介します。

1.タイコーのアンゴラニット靴下

シンカイで購入したおみやげはこちら。長野県長野市の靴下メーカー・株式会社タイコーのオリジナル靴下です。実は長野県東御市にあるパンと日用品の店「わざわざ」で、以前にタイコーの製造した靴下を購入したことがあり、そのあたたかさと丈夫さは実感していました。店頭に並んでいた靴下を見て、ピンときて購入。湯たんぽを履いているような、ぽかぽかとした履き心地は一度履いたら手放せません。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきましたシンカイステッカーとテイクフリーの「ジモコロ」と一緒に。

2.八幡屋礒五郎の2019年イヤーモデル雪猿缶

七味缶でおなじみの、言わずとしれた八幡屋礒五郎でもおみやげを購入。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました

2019年に開苑55周年を迎える地獄谷野猿公苑。猿の大好きな「赤い実」をイメージして花椒を加えた1品です。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました
パッケージには、冬の雪山でくつろぐ猿のイラストと長野電鉄の路線と駅名、「特急スノーモンキー」が描かれています。

3.八幡屋礒五郎の手作り菓子ブランド《Kongen Sweets》

和樂の編集部には、少し遅れたバレンタインデーのプレゼントとして、七味唐辛子由来の素材とカカオを合わせたオリジナルのチョコレート2種類と、しょうが糖を購入。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました
左から、ベージュのパッケージは上品な風味と深いコクの「麻種&ニカラグア産カカオ」緑のパッケージは清涼感ある「山椒&キューバ産カカオ」。七味唐からしの特徴的な素材・生姜をじっくり煮詰めた独自の製法の「しょうが糖」

それから友人へのおみやげには、2種類の柿の種。激辛の「バードアイの種」カレー風味の「ガラム・マサラの種」を購入しました。

長野県・善光寺のお土産も紹介!「シンカイ」の和樂コーナーに行ってきました
民俗調でかわいいパッケージのデザイン。

長野県長野市 紹介スポット基本情報

【やってこ!シンカイ】

URL:https://instagram.com/yatteko_shinkai
営業時間:12:00〜18:00(イベントがあれば夜も営業)
定休日:月〜水(イベントがあれば営業)
住所:長野県長野市三輪7-8-5
アクセス:善光寺から徒歩3分

【善光寺】

長野県長野市元善町にある無宗派の単立寺院。日本最古とも言われるご本尊「一光三尊阿弥陀如来」は直接拝むことは許されていませんが、7年に一度だけ、身代わりとなる前立本尊の御開帳があります。

URL:https://www.zenkoji.jp/
住所:長野県長野市元善町491
アクセス:
長野電鉄善光寺下駅 徒歩6分
JR東日本長野駅 徒歩20分
※JR長野駅から善光寺までは、善光寺口バスロータリー「1番のりば(善光寺方面行き)」発の路線バスでもアクセス可能。善光寺大門で下車、所要時間は約15分。バス停から善光寺本堂までは、徒歩5分

【根元 八幡屋礒五郎(本店)】

URL:http://www.yawataya.co.jp/
営業時間:9:00〜6:30
定休日:なし
住所:長野県長野市大門町83
アクセス:善光寺から徒歩1分