CATEGORY

最新号紹介

4,5月号2026.02.28発売

美の都・京都で出合う うるわし、工藝

閉じる

Travel

2024.03.18

しみじみ美味しいたぬきうどん。「上七軒 ふた葉」で感じる侘び寂び【茶味こそが京都!春編】

茶の湯で確立された美意識「茶味」を感じる旅特集、「茶味こそが京都!」。今回は春編「上七軒 ふた葉(かみしちけん ふたば)」をお送りいたします。

特集「茶味こそが京都!」一覧はこちら

〝たぬきうどん〟の景色にさえ茶味に満ちて

ごらんください、この丼の中の渋色(しぶいろ)の世界。「ああ、侘び寂び(わびさび)。これぞ茶味…」と心の中で思わずつぶやきたくなるのが、京都の〝たぬきうどん〞です。

甘く煮た油揚げにあんをかけて生姜(しょうが)を載せ、華美な演出は何ひとつありません。しかし、ひと口いただけば、ひとつひとつの素材が選びぬかれ、心を込めて丁寧につくられているのがわかります。シンプルな世界に、豊かさが広がるのはまさに茶の心と同じです。

このような茶味なる〝たぬきうどん〟に出合えるのは、北野天満宮のほど近く、京都最古の花街である上七軒(かみしちけん)で昭和4(1929)年に創業した「上七軒 ふた葉」。落ち着きのある店内で、気持ちもゆったり。美味しいうどんをしみじみと心ゆくまで味わえます。

「たぬきうどん」850円。花街の人々に愛されてきた名店には〝しっぽく〟〝花まき〟〝のっぺい〟など京都らしいメニューが並ぶ。うどん・そばの両方可能。

店舗情報

上七軒 ふた葉(かみしちけん ふたば)
住所:京都府京都市上京区今出川通七本松西入ル真盛町719(北野上七軒) 
電話:075-461-4573
営業時間:11時~17時(売り切れ次第終了)
休み:水曜(25日が天神さんの縁日の日は営業。代休あり)
公式サイト:http://futaba-kami7ken.com/

撮影/篠原宏明 構成/高橋亜弥子 
※本記事は雑誌『和樂(2021年4・5月号)』の転載です。掲載商品は税込価格です。営業日や営業時間等変更の可能性がありますので、お出かけの際は最新情報をご確認ください。

Share

和樂web編集部

おすすめの記事

食通に30年愛される、耳まで旨い食パン「ベーカリー白川」【京都人の愛する「街のパン屋さん」3】

和樂web編集部

ユニークなソフトクリームとキュートな笹だんご♡「道の駅 いりひろせ」鏡ヶ池も必見です!【新潟県魚沼市を楽しみ尽くす】

あきみず

昔と今がほどよく混ざる、アートな〝暮らし〟を。「奈良町宿 紀寺の家」【大人が選ぶ〝奈良ステイ〟1】

和樂web編集部

場が華やぐ!贈り物にもおすすめな"映える"シュー「銀座近江屋洋菓子店」【幸せのシュークリーム探訪・銀座界隈の名店編4】

和樂web編集部

人気記事ランキング

最新号紹介

4,5月号2026.02.28発売

美の都・京都で出合う うるわし、工藝

※『和樂』2026年4・5月号 美術展カレンダーに誤りがありました。P.224で紹介しました、福岡県・久留米市美術館で開催中の「美の新地平ー石橋財団アーティゾン美術館のいま」の入館料は、正しくは一般1,500円となります。お詫びして訂正いたします。
※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア