人形町界隈で働く人の勝負手土産といえばこれ「シュークリー」東京・人形町
1日3回、計350個を焼き上げるも、いずれも完売。これが2008年開店来ずっと!
行列してでも買いたい理由は、シュー生地の上にのる白と黒ゴマのチュイール(卵白、砂糖、小麦粉、バターを混ぜて薄く焼いたクッキー)の味が唯一無二のものだから。
「クッキーシューが日本ではやっていたときに、自分がつくるならどう差別化しようかと思ったら、ゴマを散らすことを思いついたんです。フランスではチュイールはスライスアーモンドでつくるんです。ゴマは焼くと香ばしくなって風味が引き立つからちょうどよかった」とオーナーパティシエの佐藤均(ひとし)さん。
シュークリームの味わいは、「皮とクリームの一体感を味わうもの」と佐藤さん。詰めてから1時間以内に食べてほしいとの思いで、こまめに販売しています。
【計測してみました】径約7㎝×高さ5㎝

【シューの中身は】カスタードに植物性生クリームが2割。硬めの皮と相性よし

シュークリー
住所:東京都中央区日本橋人形町1-5-5
電話:03-5651-3123
営業時間:9時30分~18時
休み:日曜
Instagram:@sucrerie155
日本人が喜ぶ西洋菓子を提供し続けて60年「門洋菓子店 日本橋店」東京・日本橋
東銀座にあった喫茶店「門(もん)」を昭和初期に譲り受けて以来、銀座、八重洲、日本橋と飲食にまつわる商いを続けて、今は洋菓子ひと筋に。
「日本の菓子職人が解釈した西洋菓子の手づくりの味を大切にしています。技巧に走らず、微笑ましいぐらいのお菓子がうちの味かしら」と父から2代目を引き継いだ長女の堀尾秀起(ひでき)さん。
新しい職人を迎えてリニューアルした「メープルシュー」は、カスタードクリームに香り高いメープルシロップを入れて、風味を強化。生クリームも加えるため、時間が経ってもとろりとした質感を保ち、若い人にも好評だそう。
なんと、事前予約で「カスタードのみ」「生クリームのみ」のシューにも対応してくれるサービスもあります。
【計測してみました】径約8㎝×高さ8㎝

【シューの中身は】生クリーム入りカスタードクリームにメープルシロップを追加

門洋菓子店(もんようがしてん)日本橋店
住所:東京都中央区日本橋2-1-10 柳屋ビルB2
電話:03-3271-1738
営業時間:10時~17時
休み:土曜・日曜・祝日
公式サイト:https://www.sweetsmon.jp/
※清澄白河店あり
「幸せのシュークリーム探訪」シリーズ一覧はこちら。
▼発売中の『和樂(2025年12・2026年1月号)』でも全貌がご覧いただけます!
※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2025年12月現在のもので、変更される場合もありますので、あらかじめ公式サイトなどでご確認ください。

