花街・神楽坂で生まれた『ばらちらし』を受け継ぐ「鮨処 二葉」【東京・三鷹】
ちらし寿司の中でもファンの多い「ばらちらし」。
あらかじめ仕事をした(酢じめ、煮る、漬けるなど)ネタを、細かく刻んで寿司飯の上に見映えよく置いたこの寿司は、華麗な見た目に加え、口の中でさまざまな旨みが渾然(こんぜん)一体となるのが魅力です。
ばらちらしのひとつの型をつくったといわれるのが、当時、神楽坂(かぐらざか)にあった「二葉」(昭和6年創業)の主人。約10年前に閉店したため、現在は兄弟店となるこの店が、その味を受け継いでいます。
「神楽坂という土地柄、芸者さんや踊りの先生といったお客様も多く、着物を汚さない工夫だったと聞いています。口に運びやすいようにレンゲを使う提案も、伯父が考えたそうですよ」と2代目主人・松原弘忠さん。
ばらちらしは、たくさんのネタを用いつつ、味をひとつにまとめるのが、職人の腕の見せどころ。
美味さの秘密はココに!

この店の鍵を握るのは、写真には見えていない寿司飯の土台。
穏やかに酢をきかせた寿司飯の上に、焼き穴子の身をたっぷりと。優しい甘みと寿司を飾る〝攻め〟のネタとのバランスが絶妙です。
花街・神楽坂で生まれた着物を汚さないちらし寿司

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鮨処 二葉(すしどころ ふたば)
住所:東京都三鷹市下連雀3-29-4
電話:0422-47-2360
営業時間:11時30分~14時、17時~20時
休み:月曜・火曜
※予約制
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※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2026年1月現在のもので、変更される場合もありますので、あらかじめ公式サイトなどでご確認ください。

