【北海道】
北の大地に広がる日本庭園「真鍋庭園」
読み:まなべていえん

大雪(たいせつ)から十勝(とかち)を結ぶガーデン街道にある真鍋庭園。
西洋式、日本式、風景式と3つの回遊式テーマ庭園があり、数万本におよぶ樹木が。
明治・大正時代の北海道への行啓(ぎょうけい)で皇太子が使用した「真正閣(しんしょうかく)」が、池を配した日本庭園に移築されている。
昭和41(1966)年より一般公開。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園
住所:北海道帯広市稲田町東2-6
公式サイト:http://www.manabegarden.jp/
【青森県】
〝真・行・草〟を表現した明治の名庭園「盛美園」
読み:せいびえん

名家・清藤(せいとう)家2代当主が各地の伝統的な庭や建築を研究し、作庭師の小幡亭樹(おばたていじゅ)を招いてつくりあげた庭園は、明治44(1911)年完成。
真・行・草(しん・ぎょう・そう)の三部からなり、池を中心に築山と平庭を配置。
日本庭園と和洋折衷造(わようせっちゅうづくり)の「盛美館」との融合が、明治時代らしい名園。
●庭園 DATA
様式:池泉と枯池(かれいけ)の二段回遊式庭園
住所:青森県平川市猿賀石林1
公式サイト:http://www.seibien.jp/
【秋田県】
池と洋館、巨大灯籠の併置景観が見事「旧池田氏庭園(本家庭園)」
読み:きゅういけだしていえん(ほんけていえん)

近代造園の祖と称される長岡安平(ながおかやすへい)の設計による、当地の名家・池田家の庭園は、明治時代末期に着手され、大正時代に完成。
総欅(そうけやき)づくりの薬医門を正門とする42,000㎡の広大な敷地には、池を中心に、高さ4mの雪見灯籠(ゆきみどうろう)や、県内初の鉄筋コンクリート2階建ての洋館が立つ。
公開は初夏、夏、秋の年3回。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式庭園
住所:秋田県大仙市高梨大嶋1
参考サイト:https://www.city.daisen.lg.jp/archive/contents-7577
【岩手県】
平安時代の作庭書に基づいた浄土庭園「毛越寺 浄土庭園」
読み:もうつうじ じょうどていえん

日本最古の庭園書『作庭記(さくていき)』に基づき、池の周辺に州浜(すはま)、橋のたもとを飾る石、枯山水(かれさんすい)風の築山(つきやま)などを配した浄土庭園。
平安時代の造園から800年以上経ってなお、周辺の山や境内の樹木の景観とも相まって見事な景観をつくりあげている。
●庭園 DATA
様式:净土庭園
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
公式サイト:https://www.motsuji.or.jp/
【山形県】
自然の滝水をたたえた羽黒山麓の庭園「玉川寺」
読み:ぎょくせんじ

鎌倉時代、羽黒山麓(はぐろさんろく)に開かれた禅宗の古寺。
開山から200年後の1450年代に造園。
本堂東側に位置する庭園は、滝水を集めた池泉を中心とした回遊式。
橋が架かる中島や立石などのほか、「花の寺」と呼ばれるほど種類の多い花木も見どころ。
なかでも初夏の九輪草(くりんそう)の群生は全国でも珍しい。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式蓬萊庭園
住所:山形県鶴岡市羽黒町玉川35
公式サイト:https://gyokusenji.or.jp/
【宮城県】
三重塔を望む東北有数の禅庭園「輪王寺 禅庭園」
読み:りんのうじ ぜんていえん

嘉吉(かきつ)元(1441)年開山の伊達(だて)氏ゆかりの寺院。
明治初期に焼失で衰退するが、20世紀に入って曹洞宗大本山(そうとうしゅうだいほんざん)から特選された和尚(おしょう)により復興。
庭園の改修にも着手され、次の和尚の時代に茶室を増設。
開山500年には三重塔(さんじゅうのとう)が建立(こんりゅう)された。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式庭園
住所:宮城県仙台市青葉区北山1-14-1
公式サイト:https://rinno-ji.or.jp/
【福島県】
室町時代からの歴史を刻んだ名園「会津松平氏庭園 御薬園」
読み:あいづまつだいらしていえん おやくえん

室町時代、霊水が湧いた地に武将・蘆名盛久(あしなもりひさ)が別荘を建て、その後、会津藩が薬用植物園と池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)庭園を造営。
園匠・目黒浄定(めぐろじょうてい)ほかが作庭。
現在の庭園は元禄(げんろく)9年(1696)完成。
今も薬草や木が300種残る。
庭園では心の字をかたどる池、御茶屋御殿(おちゃやごてん)、樹齢500年の樅(もみ)などの老木が調和。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式大名庭園
住所:福島県会津若松市花春町8-1
公式サイト:https://www.tsurugajo.com/oyakuen/
※各庭園の現在の情報は公式サイト・参考サイトでご確認ください。

