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2020.12.21

AGF®「煎」を楽しむのにぴったり。オリジナル商品「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」ができるまで

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和樂webでは、2020年7月から2回のPR記事に渡って、ドリップコーヒーAGF®「煎」と浮世絵の共通点を解き明かしてきました。日本の水に根ざしたつくりや緻密な設計、時間まで楽しめるプロダクトであることなど、ふたつのプロダクトには意外な共通点があるのです。現在、紐解いてきたふたつの共通点を生かしてドリップコーヒーAGF®「煎」を楽しむための「HOKUSAIコーヒーガラスマグ」を制作中。今回は2021年2月発売予定のオリジナル商品の制作過程を、一足先に公開します!

制作を依頼したのは椎名切子

ドリップコーヒーAGF®「煎」を楽しむための特別なガラスマグをつくるにあたって、制作を依頼したのはコーヒーの街・清澄白河に工房をもつ「椎名切子(GLASS-LAB グラスラボ)」。平切子と極めて細かな彫刻も可能にするサンドブラストの技術で、ガラス加工の新たな加工を追求する企業です。これまでに和樂webと浮世絵をサンドブラストするコラボレーション商品をいくつも制作してきましたが、耐熱ガラスへのサンドブラストは、コラボレーション史上初めての試みです。

制作工程を公開!

1.デザインを決める

2020年8月初旬に今回の企画は始動しました。まずはじめに決定したのはモチーフとなる浮世絵です。

グラスの側面のデザインに選んだ浮世絵は、葛飾北斎の『冨嶽三十六景』全46図中の1図『山下白雨(さんかはくう)』。ひとつの画面に富士山の上下の天候の違いを描くことで、富士山の高さをダイナミックに表現。真っ青に晴れた上空に対し、富士山の裾野は積乱雲におおわれ、稲妻が走っています。「黒富士」とも呼ばれる、北斎の名作です。コーヒーを淹れることで「黒富士」が完成する、ドリップする時間まで楽しめるガラスマグにふさわしい作品をチョイスしました。

葛飾北斎『冨嶽三十六景 山下白雨』1831年 メトロポリタン美術館

今回はグラスの側面だけでなく底面にもサンドブラストを施すことに。そこで底面にも葛飾北斎の作品を採用。着物などの模様を描いた図集『北斎模様画譜』の中から、水をイメージした模様を選びました。日本の清らかな水を大切にしたAGF®「煎」に、ぴったりの模様です。

左下の模様で決定! 葛飾北斎『北斎模様画譜』1884年 国立国会図書館デジタルコレクション

2.グラスをつくる

デザインに続いて、検討したのはグラスの仕様です。

ドリップコーヒーAGF®「煎」を淹れる際に最適なサイズを実現するため、椎名切子の近くに店舗を持つ、関谷理化に耐熱ガラスマグの制作を依頼。

こちらは試作前の会議の様子です。
既存のビーカーをアレンジしたグラスを使って、口径や高さを検討します。

こうした会議を経て、AGF®「煎」の推奨量140mlに合わせた高さ7cmと8cmふたつのパターンで試作をお願いしました。

完成したふたつの試作品がこちら。

実物を前にすると、イメージが具体的になります

フォルムが愛らしく、使いやすいサイズの7cm(写真左)で進めることに決定! いよいよサンドブラストの試作に入ります。

3.サンドブラストの試作

ガラスマグに2パターンのサンドブラストを加工してもらいました。1つ目は線画をなぞるかたちでサンドブラストを。富士山にもサンドブラストを施しました。

富士山のかたちが、コーヒーを飲んでいない状態でもはっきりと見えます。

底面も美しい!

2つ目は側面だけを調整。今度は逆転させて、線画以外をサンドブラストしてもらいました。

サンドブラストの面積がぐっと増えました

2つの試作を確認して、やはり当初の狙いに合ったコーヒーを淹れることで「黒富士」が完成する2つ目に決定! 果たして、コーヒーを淹れるとどのように変化するのでしょうか? その様子は、発売日に!

発売は2021年2月!

こちらのHOKUSAIコーヒーガラスマグは、現在絶賛制作中です。発売は2021年2月を予定しています。発売をどうぞお楽しみに!

ドリップコーヒーAGF®「煎」にまつわる過去記事はこちら

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書いた人

我の名は、ミステリアス鳩仮面である。1988年4月生まれ、埼玉出身。叔父は鳩界で一世を風靡したピジョン・ザ・グレート。憧れの存在はイトーヨーカドーの鳩。