すべてにこだわったラグジュアリーでモダンなゴールドチェーンの魅力
「ポメラート」にとって〝ゴールドチェーン〞は、メゾンのシグネチャーであり、ラグジュアリーでモダンな自らのスタイルを象徴する存在であり続けてきました。そんなチェーンの歴史は、紀元前まで遡ることができます。
古代ギリシャ・ローマ時代から装身具として用いられていたチェーンは、中世のヨーロッパで流行すると、より多彩なデザインが生まれるようになりました。地中海貿易で栄えたヴェネチアから近いヴィチェンツァなどに金細工の工房が多くつくられ、その技術は職人を通して各地へ。ミラノの金工技も職人を通じてもたらされ、独自の発展を遂げていったと考えられます。
「ポメラート」のゴールドジュエリーには、こうしたイタリアの金工技の伝統が息づいています。それに加え、先端技術を取り入れることにも熱心なのが、このメゾンの強みだといえるでしょう。クリエイティブディレクターのヴィンチェンツォ・カスタルドと職人たちは以前から、革新的なクリエイションと技術開発に情熱を注いできました。
ゴールドジュエリーに関しては、18金の色味を決める割金(わりがね)の配合に始まり、ゴールドの鋳造も精密鋳造の技術を用いて自社アトリエで行っています。また、ジェムセッティングの技巧も飛躍的に向上し、サイズの異なるダイヤモンドで金属面を埋めるイレギュラーセッティングも、メゾンのシグネチャーに。その繊細な輝きで覆われたチェーンは、優雅でありながらも日常づかいができるジュエリーとして人気を博し、今や世界中の女性の憧れとなっています。
モダンな美しさが際立つリンクの軽快な組み合わせ
ミラノの金細工の伝統に捧げられたチェーンデザインの妙技
王道のチェーンを昇華させたダイヤモンドの華やぎ
力強くコンテンポラリーな恒久の美を宿すチェーンデザイン
【コラム】独創的なカットとセッティング技術から生まれる「ヌード」コレクションに新作が登場!
2001年、斬新な宝石のカットとデザイン、カラフルな色彩で衝撃的なデビューを飾った「ヌード」。イタリア語で「ありのまま/裸の」を意味するコレクションは誕生から20年以上を経た今も、多くの女性を魅了し続けています。「ヌード」カットの宝石は、デザインとカットで国際著作権を取得。それはスクエア型のカボションカットの表面につけられた57もの不規則なファセットが繊細な煌(きら)めきを放ちます。また、そのセッティング技術も独自に開発されました。
これまでコレクションを彩ってきたのは、数えきれないほどのジェムストーン。その個性豊かなカラーパレットは、まさに「ヌード」の自由な精神を映し出しています。
待望の新作は、トワ・エ・モアリングとイヤリング。宝石とダイヤモンドが対をなす特徴的なスタイルは、昨年のハイジュエリーコレクションに登場し、注目を集めました。カラーストーンはスカイブルートパーズとプラシオライトが選ばれ、ダイヤモンド、ローズゴールドとの組み合わせが、クリエイションの独創性をあらためて強く印象づけます。
色彩と輝きの対比がデザインに卓越した個性をもたらす
問い合わせ先
ポメラート クライアントサービス 0120・926・035
撮影/小池紀行(CASK) 撮影協力/山崎商店
※文中のRGはローズゴールド、WGはホワイトゴールド、ctはカラットを表します
※本記事は『和樂』2024年12月,2025年1月号の転載です
※価格は2024年11月1日時点のものです