門賀美央子の読み物

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芸能と文化
本当は怖い姫路城?! 天守閣に鎮座する妖しき女神とは?

白鷺城のミステリー 姫路城といえば日本有数の名城。輝かんばかりに白く堂々とした姿から白鷺城との別称で親しまれています。 2009年10月から足掛け6年の月日をかけて行われた大天守の保存修理工事も完了し、ますます磨きがかかったその外見は「白い貴婦人」とも呼びたくなるような優美さです。 ところがこのお城、ただキレイなだけではありません。 ちょっと……いやいや、かなり怪しげな伝説を内に秘める、ミステリアスな一面があるのです。 しかも、伝説の主人公は女性。「姫」路だけに妖女伝説? ってわけでもない(こともない)のですが、さっそくどんなお話か見ていきましょう! 天守に住まう真の支配者 刑部姫 姫路城の天 […]

芸能と文化
豊臣秀頼の正妻、千姫。姫路城に住んだ女の恋と悲劇

世界遺産・姫路城。 白鷺城とも称される名城の西の丸に、化粧櫓と呼ばれる建物があるのをご存じだろうか。 この、小規模ながら凛々しい美しさを見せる櫓には、かつて一人の身分ある女性が住んでいた。 名は千姫。1617年に桑名から移封してきた藩主・本多忠政の嫡男・忠刻の妻だ。しかし、彼女は忠刻の妻としてのみ歴史に名を残しているのではない。 乱世に翻弄された女性として、人々に記憶されているのである。 1.18歳で経験した悲劇の別れ 時は元和元年、西暦でいえば1615年のこの年、日本の歴史は大きく動いた。「大坂夏の陣」が勃発したのだ。 一代で半農の足軽から天下人へと成り上がった太閤・豊臣秀吉が没して17年、 […]

芸能と文化
御仏の履歴書 ~えっ、実は謎の人物? 釈迦如来篇~

一言で「仏様」といっても色んな名前や姿かたちがあるせいでよくわからない! そんなあなたにお送りする「御仏の履歴書」。仏尊それぞれのプロフィール、ご利益、比較的見学しやすい御像などなどの基本情報をシリーズでご紹介します。 第一回は仏教といえばこの人、開祖の釈迦如来です。 1.基本情報 【名前】 釈迦如来  【呼称】 釈迦牟尼〔意味・釈迦族の聖者〕、お釈迦様、釈尊など 【仏格】 如来(すでに悟りを開いている最高の覚者) 【本名】 ガウタマ・シッダールタ(ゴータマ・シッダッタ)       गौतम शिद्धार्थ Gautam Śiddhārtha/Gotama Siddhattha  【故地 […]

芸能と文化
「芥川賞」と「直木賞」の創立者、菊池寛の記念館を100倍楽しむ!文学館見学のツボ【香川】

全国各地の観光地に行くと大抵あるのが文学者の記念館。土地に縁のある小説家や詩人、歌人、俳人などの功績を顕彰し、作品の価値を後世に伝えていくための施設だ。旅の立ち寄り先としては定番だし、修学旅行なんかだと強制的に見学させられたりもするので、誰もが一度ぐらいは足を踏み入れたことがあるのではないだろうか。 だがしかし、である。 入ったところで、元々その人物のファンだったわけでもない限り「……ふ~ん」で終わってしまうのが文学館見学の悲しさ。よほどの思い入れがなければ、生原稿や遺品を見ても「感激!」とまでいくものでは……。私だって入館したものの「なんか見た」で終わったことは多々ある。 けれども、学芸員の […]

旅と食
「INUA」ガストロノミーの極 最先端の北欧キュイジーヌに化身する和の食材 

「新しい料理法の発見は、人類の幸せにとって新しい星の発見以上の貢献である」 19世紀フランスの美食家ブリア・サヴァランのこの有名な言葉が真だとすれば、今、人類への最大の貢献をしている人物が日本にいる。 東京・飯田橋にあるレストラン「INUA(イヌア)」のシェフ、トーマス・フレベルその人だ。 およそ美食に関心があるなら、デンマークで北欧キュイジーヌの旋風を巻き起こした「noma」とそのオーナーシェフであるレネ・レゼピの名を知らぬはずはない。レゼピは「新しい北欧料理のためのマニフェスト」を掲げて地産地消と新食材の開発を徹底して行い、高い思想性を帯びた斬新な料理で注目を集めた。ローカル食材を積極的に […]

芸能と文化
ノーベル文学賞受賞作家の美意識に触れてみる。川端康成と美のコレクション

毎年10月になるとノーベル賞の話題が何かと耳に入るようになるが、近年はノーベル文学賞が注目を集める状況が続いている。 2016年はフォークソング界のレジェンド ボブ・ディランが書いた「歌詞」が選ばれ、世界を巻き込む議論が起った。2017年には日系イギリス人カズオ・イシグロ氏の受賞で国内が盛り上がった。2018年は選考者であるスウェーデン・アカデミーのスキャンダルによって、受賞作の発表が見送られるという前代未聞の不祥事が勃発した。さらに、村上春樹氏が受賞するか否かは定番のワイドショーネタにすらなっているが、それにしても日本人はなぜこれほどノーベル文学賞が好きなのだろうか。 世界的権威とされる文学 […]

日本美術
200年前浮世絵を愛した米国人女性がいた!彼女の名はメアリー・エインズワース

今から約170年前の嘉永7年(1854)、長らく鎖国を続けていた日本とアメリカ合衆国との間に歴史的な「日米和親条約」が結ばれました。これにより、西洋諸国の人々は200年以上も神秘のベールに覆われていた「JAPAN」の文化に直接触れることができるようになり、欧米諸国では「ジャポニズム」と呼ばれる美術的ムーブメントが巻き起こります。 日本は、外国との交流を絶ったことで科学技術こそ欧米諸国に大きな遅れを取りましたが、美術や工芸品に関しては独自の発展を遂げ、世界的に見ても高いレベルに達していました。貿易商人たちがそれに目をつけないわけがありません。優れた工芸品の数々は、鎖国中唯一開かれていた長崎出島を […]

芸能と文化
レトロ可愛い!「ロマン写真館」で大正時代のアンティーク着物を着てみた【東京】

ロマン写真館ってなに? 大正ロマン。 それは、人々がひと時の自由と華やぎを謳歌した夢のような時代を指す言葉。 明治以降、半世紀近い時間をかけて西洋文化を取り入れてきた日本人は、大正時代になって和洋折衷文化の花を咲かせました。 そのひとつの象徴が、大正時代に作られた着物の数々です。百年も前のデザインとは思えない大胆な色使いや柄行きは、まさに「モダニズム」の極地。21世紀のデザイナーですら真似できないほど自由闊達な着物の数々が生まれました。 時代は感じられるけど、古くさくはない--そんな大正から昭和初期にかけての着物は「アンティーク着物」と称され、今も多くの愛好家がいます。竹久夢二や高畠華宵(たか […]

旅と食
不可能なバーガーって何? 日本上陸間近の「インポッシブル・バーガー」を食べてみた。

ハンバーガーの魅力。それはふかふかのバンズに挟まれたジューシーなパテと、そこから溢れ出る肉汁にあるといっても過言ではありません。ケチャップやマヨネーズのようなちょっと濃い味のソースにも負けない肉の食べごたえは、やはりビーフ100%でないと味わえないものです。 そもそもハンバーガーが生まれた19世紀後半には、牛肉以外のパテなどありえませんでした。ハンバーガーのパテ、つまりハンバーグ・ステーキ自体が、ドイツのハンブルグ地方の銘柄牛であるハンブルグ・ビーフの代表的な食べ方についた名前だったからです。そのハンバーグがバンズに挟まれるようになったのは1880年頃で、1890年代にはすっかり町の人気メニュ […]

旅と食
読んでひんやり!2019年の夏休み おばけを見に行く旅に出よう【展覧会情報】

4つの夏旅 おばけ編 遅い梅雨あけと思ったらいきなりの猛暑続き。すでに夏バテ気味という方も多いかもしれませんが、それでもせっかくの夏です。旅に出たいではありませんか。 とはいえ、どこもかしこも異常高温の昨今、長時間の外歩きはちょっと危険かもしれません。 そんな時こそ賢く利用したいのが観光地にある博物館や美術館です。 涼しい朝夕に風光明媚な景色や名所巡りを楽しみ、一番暑い時間帯はエアコンの効いた快適な室内で日本文化を楽しむ。それもちょっと怖いめ、涼感を運んできてくれそうな展覧会をチョイスすれば、なお一層の効果が期待できそうです。 そんなわけで、酷暑でも無理せず楽しめる、4つの夏旅おばけコースをご […]

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