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2025.11.11

京都で寄り道してでも買いたい! 和樂的「ちりめん山椒」10選

京都ならあちこちで手に入るちりめん山椒。だからこそ、どの店の商品を買おうか迷うもの…。専門店の逸品から料理屋の味まで、和樂的10選をご案内します。

祇園の細い路地にたたずむ〝ザ・京都〟な割烹
ぎをん 夛な加 匠心庵「ちりめん山椒」


極小じゃこが米粒に調和! 「ちりめん山椒」(90g)1,620円。味が濃そうな色のちりめん山椒だが、実は優しい味わい。店内はカウンターとテーブルで全16席。京懐石は7,150円から、アラカルトでも注文可能。
●ぎをん 夛な加 匠心(きをん たなか しょうしんあん)
住所:京都府京都市東山区祇園町北側286 
電話:075-525-3152 
営業時間:11時30分~13時30分、17時~22時(20時LO) 
休み:日曜
公式サイト:http://www.syo-shin-an.com/

夫婦(時々おかん)でつくる毎日食べたい健やかな味
津乃吉「山椒じゃこ」


自家製だし醬油が香ります。「山椒じゃこ」(35g)760円。ちりめん山椒と京佃煮の店。蒸した小さいじゃこにだし醬油を吸わせ、辛みがまろやかな完熟前の実山椒と合わせた逸品。
●津乃吉(つのきち)
住所:京都府京都市東山区新宮川町通五条上ル田中町507-8 
電話:075-561-3845 
営業時間:9時~18時 
休み:日曜 
公式サイト:https://www.tsunokiti.com/

錦市場エリアにありながら京料理を静かにいただけます
じき宮ざわ「粒味噌ちりめん」


唯一無二の味噌仕立て。「粒味噌ちりめん」(70g)1,296円。食事の〆のご飯とともに出されるのが、白粒味噌仕立てのちりめん山椒。清酒がふわっと香るはんなり甘辛味。
●じき宮ざわ(じきみやざわ)
住所:京都府京都市中京区堺町通四条上ル東側 八百屋町553-1 
電話:075-213-1326 
営業時間:12時~13時45分、18時〜20時30分(いずれも最終入店) 
休み:水曜
公式サイト:https://jiki-miyazawa.com

主力商品はちりめんじゃこ! 錦市場の魚類加工店
津乃弥「ちりめん山椒」


山椒の爽やかさが効いています。「ちりめん山椒」(50g)550円。干物やひと塩ものの魚を扱う店。主力商品のひとつのちりめんじゃこは、産地やサイズ違いで常時数種類そろう。店で炊くちりめん山椒も店頭に。
●津乃弥(つのや)
住所:京都市中京区錦小路麩屋町西入ル202 
電話:075-221-5530 
営業時間:9時〜17時 
休み:水曜
参考サイト(錦市場商店街):https://www.kyoto-nishiki.or.jp/stores/tsunoya/

ちりめん山椒と塩昆布の2種! 自信の味を届ける専門店
しののめ「じゃこ山椒」


余韻ふんわり優しい味わい♡ 「じゃこ山椒」(72g)1,080円。住宅街に店を構え、鉄鍋で少量ずつちりめん山椒を炊く専門店。店頭販売も注文発送も、つくったその日のものに限るというこだわり。
●しののめ
住所:京都府京都市北区小山元町53 
電話:075-491-9359
営業時間:9時~17時 
休み:日曜・祝日・第2土曜休(1・7・8・12月は第2土曜も営業)
公式サイト:http://www.ojyako.jp/

〝お裾分け〟から始まった家庭の味を初めて商品化!
はれま「チリメン山椒」


濃いめでふっくらの炊き上がり。「チリメン山椒」(48g)1,080円。宮川町の料理人だった初代が、ちりめんじゃこと実山椒を何気なく炊いたのがはじまりという、ちりめん山椒の発祥とされる専門店。
●はれま
住所:京都府京都市東山区宮川筋6-357
電話:075-561-4623(発送専用フリーダイヤル0120-10-8070)
営業時間:10時~18時
休み:日曜・祝日
公式サイト:https://www.harema.co.jp/

京野菜と京料理の粋を広めた創業安政3年のパイオニア
下鴨茶寮「ちりめん山椒」


味も見た目も堂々の存在感! ちりめん山椒(60g)1,188円。高野川(たかのがわ)のせせらぎを間近にする京懐石の店。今回の10品のなかではいちばん大きなじゃこを使用。
●下鴨茶寮(しもがもさりょう)
住所:京都府京都市左京区下鴨宮河町62 
電話:075-701-5185
営業時間:11時30分~15時(13時30分LO)、17時~21時(20時LO)
休み:火曜
公式サイト:https://www.shimogamosaryo.co.jp/

京のもてなし文化を伝える高台寺の料亭の味をお持ち帰り
紫野和久傳「和煮 ちりめん山椒」

うま味の強い人気料亭の味! 「和煮 ちりめん山椒」(35g)972円。京丹後(きょうたんご)の料理旅館に始まり、京都市内に複数の料亭や食事処を構える〝おもたせ〟の「紫野和久傳」。ちりめん山椒は定番3種に季節替わりの味も。
●紫野和久傳(むらさきのわくでん)
住所:京都府京都市中京区堺町通御池下ル丸木材木町679 
電話:075-223-3600 
営業時間:10時~19時
休み:元日のみ
公式サイト:https://www.wakuden.jp/

上七軒のお茶屋文化にも愛される味
たきもの ゑびす「チリメン山椒」


じゃこと実山椒のうま味が際立つ! 「チリメン山椒」(45g)918円。しなやかな感性で伝統の味と技を活かす「たきもの ゑびす」。ちりめん山椒以外のご飯のおともや、お米とのギフトセットも。
●たきもの ゑびす
住所:京都府京都市上京区今出川通七本松西入真盛町743-1 
電話:075-464-0110 
営業時間:11時~17時
休み:水曜
公式サイト:https://www.takimono-yebisu.jp/

徳用、木箱入り、限定パッケージも! 京都名物を広めた専門店
やよい「おじゃこ」


繊細な風味と食感で毎日イケる味! 「おじゃこ」(60g)1,188円。八坂神社の参道である下河原通に創業時より店を構える京佃煮の店。本店の奥には人気のカフェも。※写真のパッケージは本店とジェイアール京都伊勢丹限定。
●やよい
住所:京都府京都市東山区祇園下河原清井町481 
電話:075-561-8413
営業時間:9時30分~17時 
休み:定休日なし
公式サイト:https://www.yayoi-ojako.co.jp/

※本記事は雑誌『和樂(2025年10・11月号)』の転載です。
※商品の価格と内容量はパッケージ写真のもので、掲載価格はすべて税込です。
※商品は百貨店などで販売している場合もあります。
※価格や営業時間などは2025年10月現在のもので、変更される場合もあります。あらかじめ各店へご確認ください。
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和樂web編集部


撮影/伊藤 信 構成/小竹智子、鈴木智恵(本誌)
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