笛木 あみの読み物

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芸能と文化
だって大変なんでしょ〜?縄文人がなかなか稲作をはじめない件

お米一粒には8人の神様が住んでいて、一粒だって無駄にしてはいけないー。「米」という字は、「八十八」からできていて、その行程の多さに由来するー。米に対する日本人の思い入れはちょっと異常なんじゃないかと思うほど、凄まじいものがあります。しかし日本人がはじめから米を愛していたわけではありません。 お米が日本にやってきたのは、言わずもがな、弥生時代のお話です。その前は縄文時代、すなわち米のない狩猟採集社会でした。そこで今回は、大陸からやってきた農耕という文化が、この列島でどのように受容されていったのかに注目してみたいと思います。米はどこからきて、どのように広まっていったのか? 1万年も続いた縄文文化は […]

芸能と文化
「誰のタネかなんてどうでもいい」縄文時代は性的パートナーも平等に分配してた?縄文人vs弥生人、文化を徹底比較!

縄文時代と弥生時代。どっちも「先史時代」だし、どっちもわからないことだらけだし、なんなら歴史の教科書では、両時代合わせて数ページしか割かれないという雑な扱いを受けています。しかし縄文時代と弥生時代は、日本列島の歴史の中で最も長い時代なのであり、だからこそ「2大、日本文化の素となった時代」なのであります。 そこで今回は、縄文時代と弥生時代の生活を推測し、大胆かつ大雑把に比較してみようと思います。狩猟社会(縄文)が農耕社会(弥生)に変わるということは、食文化にとどまらない非常に大きな社会的変化を伴います。連続した時代であるにもかかわらず、時に信じられないほど違うことが多いですが、きっと縄文さんにも […]

芸能と文化
縄文人はタトゥーをしていたか?イレズミで蘇る縄文の思想

縄文人は、タトゥーをしていたかどうか? 土偶の文様は、タトゥーなのか、化粧なのか? これは、長いこと研究者の間で議論されてきて未だに決着のついていない問題です。この「古代ミステリー」とも言える永遠の謎に、実際に現代人の身体に縄文時代の文様を彫り込むことで挑戦しているアートプロジェクトがあります。その名も「縄文族 JOMON TRIBE」。進めてきたのは、日本を代表するトライバルタトゥーアーティスト、大島托(おおしま・たく)さん、そしてカウンターカルチャーを日本に紹介し続けるフォトグラファーのケロッピー前田さんです。お二人は、北海道の縄文遺跡を取材し、伝統的タトゥー文化を残す世界の民族を訪ね歩く […]

日本美術
参勤交代の裏側を覗いたら大名たちの中堅サラリーマンさながらの気遣いが見えた

これまで様々な「江戸と東京」にまつわる展覧会を開催してきた「江戸東京博物館」江戸博は常設展だけでも、雰囲気たっぷりのリアルな模型や体験型の展示が多く、いつ行っても「江戸時代に帰れる」貴重な博物館です。しかし見所はやっぱり特別展。 今回お届けするのは特別展「江戸の街道をゆく~将軍と姫君の旅路~」。(2019年4月27日〜6月16日 会期はすでに終了) 日本人は、昔から旅が大好き。もちろん江戸時代の人もです。本展では、主に将軍、大名、そして御台所となる姫君の旅にまつわる資料を通して、江戸時代の「旅路」を辿っていきます。展示品の数は全部で133件! 日本美術ファンを唸らせる膨大な数の浮世絵や美しい絵 […]

芸能と文化
音楽の力は言語を超える!中野「チャランケ祭」で出会う沖縄・アイヌ文化の真髄

歌や踊りには、言語を超越する力があるー。よく言われるこの言葉を、私はこれほど強く実感したことはないかもしれません。それほど、2019年「チャランケ祭」のパワーは圧倒的でした。チャランケ祭とは、沖縄舞踊とアイヌ舞踊を中心とした、国際的な文化の祭典です。1994年、沖縄出身の金城吉春(きんじょう・よしはる)と数人の有志が発起人となって始まり、以後1度も休まずに東京都中野の地で毎年開催されてきました。 そして今年もまた、第26回目となるチャランケ祭の季節がやってきました。雨予報ではじまった2019年11月3日~4日の二日間、参加者と来場者双方の興奮で温められた会場は、雨をも蒸発させてしまう熱を持って […]

旅と食
縄文人は肉のみによって生きるにあらず。ドングリによって生きるのだ!

縄文時代の食生活がどんなものだったか、想像がつきますか? 縄文時代、それは現代日本人がリスペクトしてやまない「お米様」を知る以前のお話です。縄文の食事というと、なんとなく屈強な男たちが骨付き肉にかぶりつく、ワイルドな姿を想起する方も多いかと思いますが、実はそんな単純なものではありませんでした。縄文人は、焼く、煮る、蒸す、干す、茹でる、そして燻製、塩漬け、パンにお粥にクッキーに、なんでもありのグルメな人々だったのです。その食へのこだわりかたは現代人さながら、いやむしろ「食の国ニッポン」の起源は縄文時代にあるといっても決して過言ではありません。 そこでこの度、実際に縄文人と同じやり方で料理する、縄 […]

芸能と文化
縄文時代にも地元愛があったの!? 現代人もびっくりな集落間ネットワーク

近年、博物館が「縄文展」を開催したり、縄文をテーマにした映画が上映されたり、縄文時代に注目が集まっています。それもそのはず、縄文時代は、1万年以上にも渡って同じような文化体系を貫き、平和な社会を実現していた「スーパーサステイナブル」時代なのです。「サステイナビリティ」とは、「持続可能性」のこと。約1万2000年の長きに渡ってこの列島で文化を育み、日本列島文化の地盤を整えた縄文人。彼らはどのようにして、高度かつ豊かな文化体系を1万年も守り続けたのでしょうか。 縄文時代は、日本列島に住む人々が、はじめて一定の場所に居を構える「定住生活」をはじめた時代です。「定住」のはじまりとは、すなわち「地元」と […]

旅と食
オハウにチタタプ!アイヌ料理を学んでみたら、寒い冬が怖くなくなった!

みなさんはご存知でしょうか、日本語の「鮭(サケ・シャケ)」が、アイヌ語の「シャクイペ(sak-ipe)=夏の食べ物」に由来しているということを。(※諸説あります)そう、鮭の本場はなんといっても北海道、そして鮭料理の本場はなんといってもズバリアイヌ料理です。 この度東京都九段下にて、鮭をまるごと一匹調理する本格アイヌ料理教室が開かれると聞きつけ、さっそく参加してきました。北の大地で培われたアイヌ料理には、体を温めるための知恵がいっぱい。寒い冬を越すのが怖くなくなる、絶品料理をレポートします。 講師の宇佐照代(うさ・てるよ)さん。(チタタプ仕上げ中)関東アイヌの一人として、日本中、世界中でアイヌ文 […]

芸能と文化
土偶って何のためにつくられたの?謎だらけの正体に迫る!

近年の縄文ブームで、「遮光器土偶」や「みみずく土偶」「ハート型土偶」なんかはすっかり市民権を得ましたね。現在までに出土している土偶の数は、なんとおよそ2万点。それもほんの一部で、日本列島の土の下にはまだまだ未発見の土偶がたくさん眠っているはずです。縄文人土偶ばっかり作りすぎだよ・・・なんてつっこんではいけません。なにせ縄文時代は長いのです。たとえ全ての土偶がその3倍あったとしても、ざっくり1万年で割ると、単純計算で年平均6点、それも「全国で」です。土器に比べれば、土偶は特別な機会にのみ作られる貴重な呪具だったはずなのです。しかも、その貴重な呪具を、1万年もの長きに渡って地道に作り続けたのです。 […]

芸能と文化
縄文時代の土偶がかわいい!1万2000年の歴史を5分で解説!

縄文時代のスターといえば、現代の「ゆるかわ」キャラクターとも比較されちゃう土偶ですね。しかし、1万年の間に作られた大量の作品は、「土偶」と一括にはできないほど多種多様。国宝級の土偶があると思えば、粘土遊びのような稚拙なものもあるし、手のひらサイズの小さな土偶があれば、30cmを超える大型のものもあります。しかしこれら土偶は、決してはじめから多種多様だったわけではありません。1万年の歴史の中には、培われた伝統があり、変遷があり、大きな革命があったのです。 そこで今回は、縄文人のクリエイティビティの代名詞とも言える土偶の歩みを振り返ります。時代や地域によって、土偶のスタイルはどのように変わっていっ […]

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