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Craftsmanship

2024.02.26

自然と毎日手が伸びるうつわたち。essence kyoto・選【食卓を楽しくしてくれる「この作家のうつわ」】

今持っているうつわを見直し、これから新しいうつわを手に入れるなら、どんなものを……。うつわ好きの大人に向けて、人気のギャラリーに提案していただきました。もはや多くは必要としないけれど、手にすると気持ちが満たされ、毎日の食事がより楽しくなる。そんな注目の作家とうつわを全5回でご紹介します。

食が多様化している時代だから、うつわも無国籍な雰囲気で
「essence kyoto」京都・岡崎

京都の新しいカルチャーエリア・岡崎に、2018年に開業。海外から訪れる人も多いため、和のうつわでも、料理や使い方を限定しない雰囲気であることを、意識しているそうです。

「日本人の食生活は国際化していますし、用途が決まっていなければ汎用性も高まります。これから手に入れるなら、そこをポイントに選ぶと、一生つきあえるうつわになるのでは」と、荒谷(あらたに)里恵さん。紹介する3つのうつわは、作家の独自の表現がありながらも奇抜ではなく、使っていくうちに、しみじみいいなと思えるもの。扱いやすいから、自然と毎日手が伸びるようにもなります。家族の一員となりうるうつわが、見つかるかもしれません。

小野哲平さんの「薪窯 中鉢」
力強いけど温かい作風に元気をもらって


日本だけでなく海外のファンも多い人気の作家。アジアを旅し、人々の純朴さに触れ、その経験は作陶にも生かされているという。「小野さんの心の深いところが、そのまま表れているようです。自分の情熱をうつわに投影することで、使う人を励ましたいという高い志に、世代を超えて共感する人が多く、僕も大ファンなんです」(啓一さん)
●直径19×高さ9㎝ 参考商品

督田昌巳さんの「深リム皿 錆漆」
一見では木工と思えない自由な表現に心惹かれる


鹿児島の木工作家・督田昌巳(とくだまさみ)さんは、より直感的にものづくりをしたいと、うつわを手がけるように。緻密な形だが、デザインはフリーハンドで起こしている。桜の木地に漆と砥粉(とのこ)を塗ったこの皿は、錆漆(さびうるし)のざらっとした手触りが心地いい。中央に料理を盛ったり、アンダープレートにするなど発想は自由。水洗いできるので扱いやすい。●直径24×高さ1㎝ 参考商品

二階堂明弘さんの「やきしめ三角鉢」
土を愛して生まれた究極にシンプルな形


素朴な焼き締めでありながら、洗練されたモダンな雰囲気も漂う二階堂明弘さんの作品。益子(ましこ)、伊豆と、極力自分が活動する場所の土を使い、シンプルな形に仕上げた美しいうつわは、土に触れることを愛する作家ならでは。薄く、軽いので扱いやすく、和洋問わずどんな料理とも好相性。うつわ好き、料理好きの心をとらえて離さないのも納得。●直径18.5×高さ7㎝ 参考商品

荒谷啓一さん・里恵さん夫妻で営む。店ではオリジナルの茶葉も販売。

店舗情報

essence kyoto(エッセンス キョウト)
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町36-1 2F
電話:075-744-0680
営業時間:11時~18時 
休み:月曜 ※不定休あり
https://essencekyoto.com/

撮影/伊藤 信 構成/湯口かおり、後藤淳美(本誌)
※本記事は雑誌『和樂(2023年2・3月号)』の転載です。掲載商品は税込価格です。1点もの、もしくは数量が限られているため、在庫がない場合もあります。

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和樂web編集部

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