世田谷美術館 民藝展にて
初夏の風が心地よい5月の週末、アルコール仲間で毎月行っている着物会にて。世田谷美術館で開催中の「民藝 MINGEI ―美は暮らしのなかにある」展へ行ってきました。※6/30まで
民藝の名品たちの展示を見ると、日本のローカルに当たり前に存在していた伝統美の魅力に、ほれぼれとしてしまいます。やはり「日本人の手のよさ」「感覚の繊細さ」は抜群ですね!
そしてそんなときこそ「和装」です! 着物は、初夏の日射しに映える西陣織「鈴木」の黒紬。涼しげな単衣仕立てです。胸元や袖、足元には、メダカたちの刺繍が自由に泳いでいます。
真夏っぽく見えないように、襦袢はNAVYをセレクト。正絹に和紙を織り込んだ白帯で全体をキリリと引き締めます。下駄の白い鼻緒を際立たせるため、足袋もNAVYでそろえて。今日のNAVYアイテムは、いずれも引き立て役に徹しています。