身につける人・木村多江
VACHERON CONSTANTIN
ヴァシュロン・コンスタンタン
オーヴァーシーズ・オートマティック

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トランプ¥935(マツイ・ゲーミング・マシン〈BICYCLE〉)
HERMÈS
エルメス
エルメス カット

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シャツ¥300,300・スカーフ¥89,100・リング¥176,000(エルメスジャポン)
PIAGET
ピアジェ
ピアジェ ポロ デイト

カジュアルな佇まいに気品を添える
ダイヤモンドのモダンな煌めき
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大理石の積み石[12個1セット]¥10,780(関ヶ原石材〈ISHIZO〉)
LOUIS VUITTON
ルイ・ヴィトン
タンブール オトマティック
スティール&ゴールド

PARMIGIANI FLEURIER
パルミジャーニ・フルリエ
トンダ PF オートマティック

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シャツ¥284,900・ニットベスト¥320,100(ザ・ロウ・ジャパン)
AUDEMARS PIGUET
オーデマ ピゲ
ロイヤル オーク クロノグラフ

強く、凛々しく、美しい時を刻む
唯一無二のアイコンウォッチ
PATEK PHILIPPE
パテック フィリップ
ノーチラス

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ブラウス¥284,900(アクリスジャパン)
時間を共有したい、
そう思う人とのひとときを慈しむ
ドラマや映画の撮影の日は、現場に入ったら衣装に着替えるのであまり格好を気にしないで行ってしまうことも少なくないのですが、ひとりの女性として、おしゃれを楽しみたいと思っています。ですので今回のような雑誌の撮影や、ナレーションのお仕事といった比較的落ち着いた環境の現場に入るときには、腕時計はよくつけていきます。今日してきたのは、二重の白いレザーストラップの時計で、もう20年近く愛用しているもの。みなさんもきっとそうかもしれませんが、今はスマートフォンがありますし、私にとって時計は、時刻を見るためというより、ファッションとしての役割を担うところが大きくて。着こなしにちょっとひとつスパイスを加えるのに、ちょうどいいアイテムだと思います。
ほかにも何本か持っていますが、私が時計を購入するのは、気分を変えたいというか、モチベーションが少し下がってしまって、「もうひとつ頑張って自分自身をもち上げたい」と思ったときが多かったですね。もしかしたら、心の支えのようなものになるものが時計だったりしたのかもしれません。仕事柄、毎日時計をまとうおしゃれを楽しめるわけではないけれど、つけたとき、気分が高揚するというか、ひとつスイッチを入れてくれる存在なのでしょう。
今回の撮影では3本の素晴らしい時計を着用させて頂きましたが、どれも思った以上にしっかりと重さや存在感があって、メンズライクな雰囲気。だけどそのなかにしなやかさもあって、そこに美学を感じました。だから、こう、なにげなくつけこなすというより、「今日はこの時計をつけていく!」という意志をもって、その重さや迫力に負けない強い自分自身でいる──そんなふうにメンタルにもいい影響を与えてくれそうな時計だなと感じました。
私もこうして年齢を重ねてきて、今、この時代、あたりまえだと思っていた日常が決してあたりまえではないということに気づいて、そこを大事にしたいと強く思うようになりました。特に、物語は人と人、大切な何かとの間に生まれるものだから、人と共有する時間をとても尊く感じています。今はありがたいことに、こうして忙しくさせて頂いている毎日。時間的なゆとりが少いなかで、自然と「自分の時間をこの人と共有したい」と思う方とだけお会いするようになったし、お会いしたときはそれがとても愛しい時間になっていく。どんなときもその時間を慈しみながら、一瞬一瞬を楽しんでいけたらいいなと思っています。
※文中のWGはホワイトゴールド、RGはローズゴールド、PGはピンクゴールド、PTはプラチナ、SSはステンレススティールを表します。
※この特集での価格表記は、すべて税込価格です。
※本記事は『和樂』2026年6・7月号の転載です。

