迫りくる波頭、水の動きと深み、張り詰めた緊張感までもジェムストーンの輝きで描いて
躍動する大波、輝く富士山!北斎の名作がジュエリーに


葛飾北斎の浮世絵の名作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が着想源となった作品。天才絵師が得意とした、生命を宿しているかのような波の描写を、立体的な造形と卓越したセッティング技術で再現。さらに、サファイア、パライバトルマリン、ダイヤモンドの精緻なグラデーションによって、水の深みと力強い躍動感が描き出されている。遠景の富士山はトリリアントカット(三角形)のダイヤモンドで表現。
水面に揺らぐ光、睡蓮の花…ジュエリーが映し出す、ジヴェルニーの庭の美しい情景
最高峰の宝石で描き出した、モネの詩情豊かな世界

印象派の巨匠クロード・モネの連作「睡蓮」の世界が、壮麗なハイジュエリーに。緻密なオープンワーク構造によって、水面に漂う睡蓮の花や葉のモチーフが、完璧な調和のもとで優雅に絡み合う。中心で輝く10カラットを超えるコロンビア産エメラルドは、伝説のムゾー鉱山で採掘された特別な石。濃く鮮明なグリーンが、神秘の庭を想起させる。
たゆたう睡蓮の美しさと水の煌めきを指先に纏って

池に浮かぶ睡蓮の花と葉を有機的に表現したリング。多彩なジェムストーンから放たれる色と光が、モネの絵画に宿る豊かな詩情までも鮮やかに描き出す。その中心で存在感を放つエメラルドは、ネックレスと同じく、ムゾー鉱山で採掘されたもの。見る角度によって表情が変わり、手元に個性豊かな華やぎをもたらす。
名画と宝飾─ふたつの異なる世界が響き合う新たな輝きの創造
イタリアを代表するジュエラー「ダミアーニ」は、1924年の創業以来、一貫して家族経営を貫き、現在は3代目となる3人の姉弟がブランドの運営を担っています。彼らは、創業者の情熱と卓越したサヴォアフェールを受け継ぐとともに、文化・芸術に対して、常に深い理解と関心を寄せてきました。そんな「ダミアーニ」が満を持して発表したのが、新作ハイジュエリーコレクション「アルテ マエストラ」です。
本コレクションは、美術史を彩る8つの傑作に着想を得て誕生しました。その根底にあるのは、偉大な芸術家たちが独自の視点で世界を捉え、名作を生み出す原動力となった、目には見えない創造のエネルギーです。それを「ダミアーニ」は確かな審美眼で読み解き、ブランドが誇る唯一無二のハイジュエリーへと結実させました。
その制作は、色彩や光、自然への賛美、緊張感や静けさといった、それぞれの名画の本質を深く見つめ、独創的な造形へと再構築することから始まりました。名画の意匠を単に写し取るのではなく、作品に宿る情感や象徴性を、宝石の色彩、彫刻的なフォルム、光の反射や動きへと置き換えて、新たな美を生み出すのです。
カラヴァッジョの劇的な明暗、ボッティチェリが描いた春の歓喜、北斎の波が放つ圧倒的な力、モネが捉えた移ろう光─それぞれの世界観が、「ダミアーニ」ならではの表現で昇華され、ついに芸術の域へ。豊かなクリエイティビティと熟練の職人技が息づく「アルテ マエストラ」の輝きは、「ダミアーニ」の100年以上にわたる創造への情熱と探究心の表れでもあります。
歴史的な傑作へのオマージュと、研ぎ澄まされた現代的な感性が響き合って生まれた本コレクションの作品群。それは、美術と宝飾の新たな関係を鮮明に描き出し、ハイジュエリーが時代を超える芸術となり得ることを雄弁に物語っているのです。
<このサヴォアフェールに注目!>
イタリア宝飾の伝統が息づくオープンワーク構造と、驚異のセッティング技術
本コレクションの真髄は、1世紀にわたり培われてきた熟練の金細工職人による卓越した技術にあります。綿密な計算に基づくオープンワーク構造は、ジュエリーに奥深い重なりと有機的な美しさをもたらしました。
さらに、多彩なジェムストーンを空間へ浮遊するように配する驚異のセッティング技術が、名画の複雑な色や陰影、光の移ろいを見事に表現しています。

問い合わせ先:ダミアーニ 03-5537-3336
※※文中のWGはホワイトゴールドを表します。
※この特集での価格表記は、すべて税込価格です。
※本記事は『和樂』2026年10・11月号の転載です。

