Lifestyle

2023.08.08

夏の定番菓子「秋色庵大坂家」の「舟水ようかん」【ひんやり! つるん! 水ようかんの名店】

シリーズ「ひんやり! つるん! 水ようかんの名店」でご紹介する東西7軒は、手づくりの生菓子を中心に商いをしている店。今回は「秋色庵大坂家(しゅうしきあんおおさかや)」をご紹介します。

シリーズ一覧はこちら。

昭和40年代からの夏の定番菓子
秋色庵大坂家の「舟水ようかん」

小ぶりだけど、あんがたっぷりで大満足。でも明日も食べたくなる品のよさ。大坂(当時)から江戸に商いを移し、江戸での創業が元禄(げんろく)年間という老舗上菓子店。家族だけの小さな商いが誠実な味からも伝わってきます。「織部饅頭(おりべまんじゅう)」を考案したことでも知られていますが、こしあんは「割ったときに、〝しくっ〟と音が出るぐらいの塩梅(あんばい)で」が代々の教えで、風味が強く、重量感もたっぷり。

「こだわりって言葉は嫌いだね。北海道の小豆、白ザラメをふんだんに使ってつくるのがうちのあん」と江戸っ子らしい職人口調が潔い18代目店主・倉本勝敏さん。笹舟の型に入れるのは当代から。「冷たいものには直接手を触れずにお客様に渡すほうがいい」との配慮。水ようかんのあんだけ和三盆を加えるのも当代からの工夫で、香り高く後味のいいあんが好評です。

和三盆の風味で爽やかな口あたり

1個250円(税込)。消費期限は翌日(要冷蔵)。予約したほうが確実。6月初旬から8月末ぐらいまでの販売。

舟水ようかんが5個まで入る巻き簾が涼しげな化粧箱(写真左)は箱代500円が別途必要。

店舗情報

秋色庵大坂家 しゅうしきあんおおさかや
住所:東京都港区三田3-1-9
電話:03-3451-7465 
営業時間:9時~18時 第1月曜・日曜・祝日休(お節句はこの限りではありません。7月・8月は毎週月曜休)

撮影/石井宏明 構成/藤田 優、後藤淳美(本誌)本記事は雑誌『和樂(2021年8・9月号)』の転載です。

『和樂』8,9月号発売中!


2023年『和樂』8,9月号大特集は、国宝&国宝級の日本美117をど~ん!と集めた「国宝めぐり旅」。
もうひとつの大特集は、天才浮世絵師・鈴木春信「超絶かわいい♥美人画」の系譜。
何年たってもそばに置いておきたい、読み応え抜群の一冊です!

特別付録は……なんと、鈴木春信の名画『清水の舞台から飛び降りる娘』スクエアトートバッグ!

ご購入、試し読みはこちらからどうぞ。

Share

和樂web編集部

おすすめの記事

【終了】和樂創刊23周年&「茶炉音・ド・和樂」オープン1周年記念 3大プレゼントをご用意しました!

PR 和樂web編集部

自分好みの一本が見つかる!「イイダ傘店」の愛すべき逸品【和樂好みな名品&逸品 Japan made編】

和樂web編集部

夏の定番菓子「秋色庵大坂家」の「舟水ようかん」【ひんやり! つるん! 水ようかんの名店】

和樂web編集部

広々とした空間の器屋「ちどり」で磨く、さまざまな素材の〝組み合わせ美〟。美容家・石井美保の「和魂美才」vol.7

連載 石井美保

人気記事ランキング

最新号紹介

10,11月号2026.09.01発売

愛♡日本美術の超名品100

※『和樂』6/7月号「和樂スタッフの「推し民藝」P75「『勝山スズ竹伝統工芸』の米とぎザル」の記載に誤りがありました。
(誤)静岡(正)山梨 となります。お詫びして、訂正します。
※和樂本誌ならびに和樂webに関するお問い合わせはこちら。
※小学館が雑誌『和樂』およびWEBサイト『和樂web』にて運営しているInstagramの公式アカウントは「@warakumagazine」のみになります。
和樂webのロゴや名称、公式アカウントの投稿を無断使用しプレゼント企画などを行っている類似アカウントがございますが、弊社とは一切関係ないのでご注意ください。
類似アカウントから不審なDM(プレゼント当選告知)などを受け取った際は、記載されたURLにはアクセスせずDM自体を削除していただくようお願いいたします。
また被害防止のため、同アカウントのブロックをお願いいたします。

関連メディア