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2021.02.02

若冲も!芦雪も!蕭白も! 奇想の絵師たちの魅力がわかるオンライン講座開講!

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オンラインでアートを鑑賞してみる。普段は聞けない人の話を聞いてみる。外出が難しい今だからこそ、やってみると案外ワクワクがつまっているかも。

日本美術は興味があるけれど難しそうという方や、日中は忙しくてまとまった時間がとれないという方におすすめの、日本美術の魅力を紹介する連続講座「日本美術応援団オンライン講座」が、美術や音楽など文化、教養コンテンツに特化したオンラインの有料配信サービス「日経アートアカデミア」で2021年1月29日(金)より始まりました。

日本美術応援団とは?

1996年に山下裕二氏(美術史家、明治学院大学教授)が故赤瀬川原平氏とともに結成。縄文から現代美術まで、多岐にわたる日本美術を応援しています。団長である山下氏は講演会や展覧会プロデュース、出版などを通じて幅広く日本美術の魅力を周知する活動を行っています。

【日本美術応援団メンバー】
団員1号:故 赤瀬川原平(美術家、随筆家、作家)、2号:南伸坊(イラストレーター)、3号:井浦新(俳優、クリエイター)、4号:山口晃(画家)、5号:壇蜜(タレント、女優) ※敬称略

初回は日本美術ブームの火付け役!伊藤若冲がテーマ

第1回(2021年1月29日(金)配信)は、伊藤若冲が40歳代前半から10年間の歳月をかけて描き上げる畢生の大作と言われる33幅の連作「釈迦三尊像(相国寺蔵)」と「動植綵絵(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)」を取り上げます。3幅の仏をとりまく極彩色の動植物が濃密な構図のなかに古今東西の技や画材を駆使して描かれた、その超絶的な技巧に込められた若冲の思いを解説します。

若冲の作品鑑賞に深みが増しそう〜

左:伊藤若冲「動植綵絵 老松白鳳図」  明和3年(1766)頃  宮内庁三の丸尚蔵館 右:伊藤若冲「動植綵絵 蓮池遊魚図」 明和2年(1765)以前 宮内庁三の丸尚蔵館

第2回(2021年2月下旬配信予定)は、若冲研究の第一人者・辻惟雄氏をゲストに迎え、同氏の思い出と若冲のたぐい稀なる才能をいち早く見出したアメリカ人コレクター、ジョー・プライス氏のコレクションや国内外に残る若冲作品を紹介し、若冲の生涯をたどります。

第3回以降は、長沢芦雪、曽我蕭白、円山応挙、雪舟、長谷川等伯、狩野永徳、狩野元信などを取り上げる予定です。回によって「日本美術応援団メンバー」がゲスト参加します。

色んな傑作が楽しめそう!

視聴方法

日経アートアカデミアで会員登録(無料)のうえ、講座を購入。
価格:500円(税込)
配信時間:各約30分
視聴期間:購入後30日間(期間内は何度でも視聴可)
決済方法:クレジットカード

アイキャッチは伊藤若冲「紫陽花双鶏図」 (部分) 江戸時代(18世紀) エツコ&ジョー・プライスコレクション 

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編集長から「先入観に支配された女」というリングネームをもらうくらい頭がかっちかち。頭だけじゃなく体も硬く、一番欲しいのは柔軟性。音声コンテンツ『日本文化はロックだぜ!ベイベ』『藝大アートプラザラヂオ』担当。ポテチと噛みごたえのあるグミが好きです。