2017年12月10日まで、徳川ミュージアムで企画展「水戸学探検隊」が開催中です。
日本の歴史を網羅した「大日本史」は必見!
2017年に財団設立50周年を迎えた徳川ミュージアム。水戸徳川家初代当主、頼房に譲られた将軍徳川家康の遺品(駿府御分物)を含む徳川家ゆかりの品約3万点のコレクションは圧巻のひと言。さらに、徳川光圀により明暦3(1657)年に編さんが始められ、二百数十年かけて完成した歴史書「大日本史」のために、諸国から集められた文書類約3万点が大切に残されているというのも、たいへん貴重なこと。
「水戸学探検隊」と題した企画展では、「大日本史」編さんに携わった学者たちを中心に形成された「水戸学」をキーワードに、後の世の中に大きな影響を与え続けた知性の結晶をひもときます。
「大日本史」徳川ミュージアム所蔵 ©徳川ミュージアム・イメージアーカイブ/DNP artcom