2018年5月6日まで、青森県立美術館で「シャガール−三次元の世界 Marc Chagall:The Third Dimension」が開催中です。
青森県立美術館でのシャガールの「アレコ」背景画展示風景 ©ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2017,Chagall® E2827
青森県立美術館には、20世紀を代表する芸術家、マルク・シャガールが描いた巨大なバレエ作品「アレコ」全4幕のうちの第1、2、4幕の背景画があります。残る第3幕はアメリカのフィラデルフィア美術館が所蔵していますが、今回、期間限定で来日!大作が揃う貴重な瞬間です。展覧会では、絵画作品だけでなく、陶器や石彫、ブロンズ像といった立体作品に注目し、彫刻家としての一面にスポットを当てます。そのほか、三次元的な関心を読み解くことのできる絵画も含め、約170点が集結。シャガールの魅力をたっぷりと。
マルク・シャガール「青いロバ」(背面/正面),1954 彩色陶器 個人蔵 ©ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2017,Chagall® E2827