鈴木拓也の読み物

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旅と食
何者なんだ?「兵六餅」のパッケージに描かれたふんどし男の謎

ふんどし姿の若侍のイラストがパッケージに描かれているという、ちょっと異色な雰囲気のお菓子「兵六餅(ひょうろくもち)」。 駅売店などのお菓子コーナーの定番商品なので、多くの人はご存じだと思います。 箱の中には、キャラメルサイズのもっちりした求肥飴が入っていて、どこかなつかしさを感じさせる味わいが人気です。 「兵六餅」を食べたことがある人なら、きっと一度はこう思ったことがあるでしょう―「パッケージの人物は一体誰なのだろう?」。 今回は、考え出すと夜も眠れなくなりそうな(?)、この疑問に迫ります。 その正体は大石内蔵助の子孫? パッケージの人物の名前は、ご想像のとおり「兵六」です。では苗字はというと […]

芸能と文化
城跡でも入手可能!御朱印の城バージョン「御城印」を知っていますか??

ただいま「御城印(ごじょういん)」集めがブームのきざし。といっても、「御城印って何?」という方が多いかもしれませんね。 御城印とは、日本国内の城を訪れた際に1枚数百円で購入できる、いわば御朱印のお城版。現在では、津々浦々約200城もの城で購入することができ、配布枚数に限りがある限定御城印だと、それを求めて長蛇の列ができるほどの人気があります。 今回は、今注目の御城印について概要を紹介しましょう。 配布する城が増えたのはつい最近 御城印を初めて提供し始めたのは、現存する最古の五重天守を持つ国宝・松本城(長野県)とされています。それは30年ほど前で、当時は御城印という一般的な名称はなく、「天守登閣 […]

旅と食
刀剣ファン垂涎のチョコレート菓子が新登場!「鍔ちょこ」のクオリティがすごいゾ

人気ゲームの波及効果で、刀剣ブームが起きてから数年余り。ファンの多くにとって刀剣への関心の対象は、ひとえに優美な反りが入った刀身であり、「山鳥毛(さんちょうもう)」や「鬼切丸」といった名刀・妖刀にまつわるエピソードだと思います。 ですが、日本刀にはもう1つ別の面白さがあります。それが、刀身以外の部分、つまり刀身を収め、装う「刀装具」です。 刀装具には、手で握る部分の「柄(つか)」、柄につけられた飾り金具である「目貫(めぬき)」、刃を収める「鞘(さや)」などありますが、特に注目したいのが「鍔(つば)」。鍔とは、刀身と柄の間にあって、柄を握る手が刃へと滑るのを防ぐとともに、敵から防護する役割をなす […]

日本美術
2019年の「今年の漢字」は『令』! 過去の漢字が大集結した展覧会が京都で開催中!

いまや、年の瀬の風物詩の一つとなった「今年の漢字」。 清水寺の森清範貫主(かんす)が、大きく1文字の漢字を揮毫する姿を、テレビなどでご覧になった方も多いでしょう。 その「今年の漢字」が、今年で25周年を迎えることをご存じでしたか? それに合わせ、京都の漢字ミュージアムは、企画展として「今年の漢字展 ~今年の漢字25周年~」(以下「今年の漢字展」)を開催しています。今回は、この展覧会を紹介しましょう。 そもそも「今年の漢字」とは? 「今年の漢字」は、財団法人(現公益財団法人)日本漢字能力検定協会が、「漢字の素晴らしさや奥深い意義を伝えるための啓発活動の一環」として、平成7(1995)年に始めたも […]

旅と食
古墳の数はコンビニの3倍ってマジかっ!「墳活」デビューする前に知ってほしいあれこれを解説

数年前から続く古墳ブーム。「古墳女子」「墳活」といった新語を生み出しながら、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産登録で1つのピークを迎えました。 これからは、より草の根まで古墳ブームが広がっていきそうですが、古墳は近畿を中心とした西日本にばかりあると思っていませんか。 実は、古墳は津々浦々に存在し、その数はなんと16万基以上。コンビニの3倍以上におよび、首都圏にもたくさんあります。それだけあれば、古墳に興味のなかった人でも、「試しに墳活してみようか」という気になるのでは? ところで、古墳の魅力はどこにあるのでしょうか? そして首都圏の古墳で、「墳活」デビューにおすすめなのは? 今回は、その […]

芸能と文化
「自分の謙虚さ」を競い合う!? ボードゲーム「四季折折」の遊び方と魅力を徹底解説

ここ数年のボードゲームやカードゲームの流行で、実にさまざまなゲームが世に出ています。 そのなかでも、「日本人らしい自分の謙虚さ」を競い合い「負けるが勝ち」という、とびきりユニークなコンセプトのゲームが登場しました。 その名は「四季折折」。和菓子の菓子折りを作るというチャーミングなものですが、譲り合いの精神が問われるちょっとシビアな世界観。 果たしてそれはどんなゲームなのか、これから紹介しましょう。 「四季折折」の概要 ゲームの舞台設定は、仲の良い数人がお茶会を開き、そこで供されたの数々の和菓子を折箱に詰めてゆくというものです。本来は、できあがった菓子折りの美しさを競い合うつもりだったのが、誰も […]

日本美術
絶妙なゆるさがたまらんっ!尾形光琳を超リスペクトしていた中村芳中ってどんな人?

「風神雷神図屏風」であまりにも有名な俵屋宗達と、国宝「楽焼白片身変茶碗」など傑作を遺し「寛永の三筆」の1人でもあった本阿弥光悦。この2人を祖とし、のちに尾形光琳や酒井抱一らによって継承・発展を遂げてゆく「琳派(りんぱ)」という流派についてはご存じの方も多いでしょう(「琳派」についての解説はこちら)。 凛とした洗練されたイメージのある琳派ですが、その中でひとり、「かわいい」とか「おおらか」という言葉で作風を表現される画家がいます。 その人の名は、中村芳中(ほうちゅう)(?~1819)。生年は不明で、彼の生涯を知る文献資料は乏しく。謎多き絵師です。 大坂で指頭画の名手に 芳中は、京都に生まれて絵の […]

日本美術
若冲の作品など花鳥画の傑作が集う企画展「花と鳥の四季~住友コレクションの花鳥画」

住友家随一の美術愛好家が遺した「住友コレクション」とは? 江戸時代前期から泉屋という屋号で銅山事業に携わり、近代に入って事業を拡大して関西財界の代表となった住友家。 住友家の代々当主は、美術品に対する造詣が深く、長い歴史のなかで多くの名品が集い来たりました。特筆すべきは、明治後半から大正期に第15代当主を務めた住友吉左衞門友純(号は春翠)が収集した、「住友コレクション」と呼ばれる美術品の数々です。 住友吉左衞門友純(住友春翠、1864~1926) 住友春翠は、中国古代の青銅器や洋画など幅広いジャンルの美術品を収集しましたが、生涯にわたり続いたのが書画の収集です。それは、主に円山四条派、ついで狩 […]

日本美術
すべては円山応挙からはじまった! 京都で「円山・四条派」の系譜を概観せよっ!

江戸時代中期の京都画壇に彗星のごとく現れ、新興商人をはじめとする町人から絶大な人気を集めた円山応挙。そして、与謝野蕪村に師事したのち、応挙の薫陶を受けつつ独自の画風を確立した呉春。 この2人を祖とし、「円山・四条派」と称せられる画派の系譜をたどる展覧会「円山応挙から近代京都画壇へ」が、京都国立近代美術館で開催されています。 京都では約24年ぶりに公開の大乗寺襖絵 本展では、応挙・呉春の作品から、昭和初期に活躍した竹内栖鳳や上村松園の作品まで100点余りを展示。後期で入れ替わる作品も多いため、前期と後期で1回ずつ訪れる価値のある充実した内容となっています。 中でも白眉となるのは、国指定重要文化財 […]

日本美術
明治日本を席巻したアール・ヌーヴォー。それはパリ万博から始まった!

ヨーロッパでアール・ヌーヴォーの流行が頂点に達した1900(明治33)年は、パリ万博の年でもありました。 会期中に万博の会場を訪れた人の数は、約5千万人。その中には、西洋画研究のため当地に留学中の身であった浅井忠、そして洋画団体「白馬会」のメンバーである黒田清輝らの姿もありました。 会場では、アルフォンス・ミュシャの手によるボスニア=ヘルツェゴビナ館の室内装飾など、アール・ヌーヴォーの意匠が随所に見られ、彼ら日本人参加者は圧倒されます。おそらく誰よりも感銘を受けた浅井は、アール・ヌーヴォーの様式で描かれた商業ポスターを大量に日本に持ち帰りました。そして、帰国後に着任した京都工芸高等学校の図案教 […]

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