2018年7月16日まで、アサヒビール大山崎山荘美術館で「ウィリアム・モリスーデザインの軌跡」が開催中です。
ウィリアム・モリス「いちご泥棒」1883年 photo ©Brain Trust Inc.
丹精込めて育てたイチゴを鳥に食べられてしまうーそんな園芸家の困りごとに発想を得てデザインされた代表作「いちご泥棒」をはじめ、数々のデザインで、没後1世紀以上が経った現代においても世界中で愛されているウィリアム・モリス。19世紀後半のイギリスで、産業革命によって大量生産品があふれるなか、“美しい暮らし”を求めて、生活の芸術化を図るべく活動しました。壁紙、テキスタイル、椅子、出版物などの主要なモリス作品と、同時代のデザイナーたちによる作品をあわせて展観します。