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2018.06.12

「昭和の目撃者 林忠彦 VS 土門拳」土門拳記念館

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2018年7月17日まで、土門拳記念館で特別展「昭和の目撃者 林忠彦 VS 土門拳」が開催中です。

昭和の巨匠ふたりが代表作で“対決”!

昭和を代表する写真家、土門拳と林忠彦の足跡を、“対決”風に辿る展覧会。同じ被写体でもそれぞれにとらえ方が違うことがよくわかります。たとえば川端康成。土門拳が撮影した51歳のときの眼光と、「折にふれて撮影をしてきたが、この一枚を撮るのに40年かかった」と林忠彦が振り返る死の2年前の眼光に、共通するものと異なるもの。

林忠彦林忠彦「川端康成」1970年

あるいは1952年に撮影された林忠彦による美空ひばりと、土門拳による山口淑子の切り取り方の違い。さらには風景写真においても、各々の個性があふれています。昭和という時代がもつ独特の力強さにも胸を打たれるはず。

林忠彦土門拳「川端康成」1951年/撮影時、土門拳は、川端が所蔵していた池大雅と与謝蕪村の合作である国宝「十便十宜帖」を念願かなって見せてもらった。その際のやりとりも土門拳の文章に残っている

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