2018年11月30日まで、足立美術館で「横山大観VS日本画の巨匠たち」が開催中です。
富士山、滝、蓬莱山…。大観と巨匠たちが大胆対決!
明治元(1868)年に生まれた横山大観は、2018年で生誕150年。大観作品を約120点所蔵する足立美術館でも、「大観作品と、同時期に活躍した日本画の巨匠たちの作品から、同じモチーフのものを並べて展示する」という、“対決”式の記念企画を開催中です。
川端龍子「創夜」足立美術館蔵
たとえば、大観VS川端龍子(かわばたりゅうし)の「富士山」対決。どちらも青い富士と雲、空だけを描きながら、それぞれ個性を感じさせる作品に仕上がっているのがわかります。
横山大観「霊峰四趣・夏」足立美術館蔵
ほかにも竹内栖鳳(たけうちせいほう)との「滝」対決、富岡鉄斎(とみおかてっさい)との「蓬莱山(ほうらいさん)」対決など、近代日本画壇を代表する作品を堪能。