2018年に広島県立美術館で開催され人気を呼んだ「くもんの子ども浮世絵コレクション 遊べる浮世絵展(以下、遊べる浮世絵展)」が、2019年4月28日~6月9日の期間、東京・練馬区立美術館(以下、練美)で開催されています。
浮世絵と言えば、有名なのが美人画、役者絵、風景画ですが、「子供」を主役にした作品も多く描かれました。そんな子供に特化した浮世絵コレクションを専門に収集してきたのが「公文式」で有名な「くもん子ども浮世絵ミュージアム」です。くもん子ども浮世絵ミュージアムの子供に特化した浮世絵コレクションは、非常にめずらしく、かつ極めて特徴的であることから、浮世絵に詳しい方々にも人気があるようです。
浮世絵に馴染みの薄い筆者は、現在は高値で販売されていることや、鑑賞用という印象を持っていたので“高尚なもの”、 “素人が踏み込めない領域”というイメージを持っていました。しかし今回は「子供」に関する浮世絵の展示、しかもテーマが「遊べる」浮世絵だと聞き、何やら楽しそうな雰囲気を感じて初日に行われたギャラリートークに参加してきました。「遊べる浮世絵展」の見どころをレポートします。
初心者歓迎! 「はじめまして浮世絵」
画像提供:練馬区立美術館
展覧会に特別協力する公文教育研究会は、中世ヨーロッパにおける子どもの研究に触発され、1986年から浮世絵の収集と研究を行ってきました。現在は子ども浮世絵を中心に、約3,200点もの文化史料を所蔵しています。「遊べる浮世絵展」では、その中から子供の遊びがテーマの浮世絵や屏風、絵本、玩具など厳選された約170点が展示。江戸時代の子供たちの暮らしぶりや当時の遊びをテーマにした、大人も子供も楽しめる展覧会となっています。
展覧会の監修は、國學院大學文学部教授で国際浮世絵学会 常任理事でもある藤澤紫先生です。藤澤先生は「今回の『遊べる浮世絵展』のタイトルには『はじめまして浮世絵』というテーマで、初めての人にも浮世絵の世界を知って楽しんで欲しい、大人も子供も一緒に遊んで欲しいという思いを込めました。」と話されました。(藤澤先生の和樂webプチインタビューは後半で! )
朝起きてからおやつまでのザ・日常を双六で
練美では、まず展示室に入る手前のロビーで大きな双六(すごろく)がお出迎え。
「せっかく“遊べる”という言葉がタイトルに付いているのだから見るだけじゃもったいない! 」という練美 学芸員の真子さんが考案したオリジナル双六は、さまざまな浮世絵作品を集めたもので、子供が朝起きてからおやつを食べるまでの1日をテーマに作られています。お母さんに髪をとかしてもらう朝のひとコマや学校での様子など、ひとつひとつに物語があり、江戸時代の子供たちのリアルな表情が見えてきます。
「うるさい! 」「ちょっとやめて! 」は全時代共通の言葉?
双六でひと通り遊んだ次は、いよいよ展示室へ。まずは「浮世絵ってナニ? 」ということを教えてくれるのがこの展覧会の特徴のひとつです。浮世絵とはどういうものかを知るところから始まり、江戸の暮らしや四季のうつろいについて子供が描かれたものや実際に子供の遊びに使われた浮世絵を知っていく流れになっていて、浮世絵の知識が浅い人もスムーズに浮世絵ワールドに入って行くことができそうです。
プロローグは浮世絵と言えば…の、美人画からスタート。
(左)歌川国芳「当盛娘かた気」弘化頃(1844~48)、(右)喜多川歌麿「当世好物八景 さわき好」享和頃(1801~04)
ここでは江戸時代を代表する浮世絵師、喜多川歌麿と歌川国芳が手がけた2つの美人画をよくチェックしてみてください。美人画というと、遊女や芸者が描かれることが多く色っぽいイメージがありました。ところが、美人画の中にひとりの子供の姿が加わるだけで、ずいぶん雰囲気が違って見えませんか? いたずらっ子と一緒に描かれていることで途端にお母さんやお姉さんの優しい表情に見え「ちょっとやめて! 」とか「うるさーい! 」などと子供と戯れながら、現代でもよく聞く言葉が聞こえてきそうです。
また、過去や未来よりも「今」を描くことをテーマとする浮世絵は、江戸時代の人びとにとって最先端の広告メディアであったと言われています。ここに飾られた2作もまた、ママ雑誌さながら。この2枚は描かれた年代が40年ほどの違うのですが、当時の女性の髪形の流行りや着物の流行りなどを垣間見ることができ、お母さんたちのオシャレ心は今と同じだったんだなぁと親近感がアップします。
カワイイキャラはここにもあった!
歌川国芳「ほうづき尽 すまふ」弘化(1844-48)頃
歌川国芳のこちらの作品は、浮世絵の「戯画」と呼ばれるジャンルに属する作品です。「戯画」とは、ユーモアあふれる面白い絵のこと。ほうづきが擬人化されていることに一瞬戸惑いましたが、よく考えると猫やネズミ、妖怪やモンスターが擬人化されてキャラクターになっているのと何ら変わらず。私たちを癒してくれる“カワイイキャラ”は、この時代でも人気があったんですね。
歌川芳虎「道外上下見の図」文久元~2年頃(1861年~62)
一方、たくさん並んだ顔が目を引くこちらの作品は、ユーモアたっぷりの浮世絵を得意とする歌川国芳の弟子のひとり歌川芳虎のものです。ひっくり返しても顔・顔・顔…という作品は、実際に絵の前で逆さまになって確認したくなりますね。
作品の隣には、実際にクルリと回せる仕掛けも
他にはない発想でユーモラスに描かれた作品に対して「これは面白い! 」と才能を買う江戸の人たち。「発信する側とそれを受ける側の幸せな関係性が見えてきます。」と、練美 学芸員の加藤さんは、浮世絵が多くの江戸庶民に愛されていたことを教えてくれました。戯画がたくさん描かれ広く好またこの時代は、心がとても豊かな時代だったのかもしれません。
そのままの顔も逆さまの顔も意外とカワイイ顔が多いので、絵の前で逆さまになったり戻ったり…じっくり見るのをおすすめします!
気の遠くなるような手間と高い技術力
なかなか目にすることができない「版木(はんぎ)」。木版(もくはん)とも呼ばれるこちらは、浮世絵を作るときに欠かせない印刷のための板で、今回、監修者である藤澤紫先生が特別に自らの収蔵品を提供されたものです。
輪郭線を刷る主版(おもはん)と、色によって版木を変えていく色版(いろはん)があり、裏表リバーシブルで使用されることが主だそうです。例えば、展示は6枚の版木があるので、表裏で12版刷ることができるということですね。
左から2番目の版木をよく見てみると上に赤いぼかしが、下には青い色が入っていることが分かるでしょうか。浮世絵の版木は指2本分の幅さえあれば別の色を刷ることができると言われています。このことから、ひとつの版で2版、3版ということができ、先ほど6枚で12版と言いましたが、実はそれ以上の色を刷ることもできるというわけです。
同じ部屋には“彫り”や“刷り”の道具も並べられており、パネルでは浮世絵の制作工程が分かるようになっています。さらに絵師や彫師、摺師といった浮世絵にたずさわる人々、その道具を作る職人さん達の仕事にも妄想を膨らませられるエリアは、手仕事が好きな人には嬉しいポイントではないでしょうか。
浮世絵には大きく分けてどういった種類があり、どういった道具や工程で作られ売られるか、という浮世絵の入門編を終えたところで、上階へと向かいます。
たっぷりの愛情を受けた子供たちの日常
菊川英山「子供遊七福神 大黒」文化8年(1811)頃
浮世絵の世界で、最も温かい雰囲気が伝わってくるのが「子ども絵」として定着しつつある分野です。子供たちの可愛らしい表情、親子や家族での団らんなどを描いた作品で、鈴木春信、喜多川歌麿、歌川国貞、歌川国芳などそうそうたるメンバーも、こぞって子供の絵を描いたと言われています。
また、この時代はまだ子供が成人するまでに亡くなることが多く、7歳まで生きられるかどうかは、人の手ではどうしようもない神の域だったと言われています。それ故に子供たちを大切に育て、心づくしの玩具を与え、宝物のように見守ってきた江戸の人びとの様子がとても穏やかに描かれています。
興味深かったのは、子供が描かれた浮世絵に対する専門家の解釈がここ最近大きく変化してきているところです。例えば、母親が赤ちゃんに乳を与える様子が描かれた「喜多川歌麿 名所風景美人十二相(赤子に乳を飲ませる母) 享和頃(1801~04)」では、あくまでも主役が母であったことから「子供に乳を吸わせることで乳を見せることができる。子供を利用して胸がはだけたところを見せる。」という解釈が主流だったそうです。これは、美人画が男性向けのプロマイド代わりに流通していたことも関係しているかもしれません。
しかし研究や教育を重ねてきた最近の解釈では「外で胸を出して授乳することが当たり前の風景であった時代の、おおらかな日常を描いている。」というように変化してきているのです。
解釈が変化し絵の見方も変わることで、日常がより深く見え、江戸時代の親たちが子供を愛情深く育てていた気持ちにも共感することができそうです。
ぜひ実物で確かめて欲しい、雲母摺の「キラキラ」
二代目喜多川歌麿「六玉川月眉墨」文化頃(1804~18)
本作で描かれているのは、厠から出て手を洗う女性の横で何やら怪しげな動きの子供。手水鉢に張った氷を持ち上げてペロペロと舐めている仕草が子供らしい作品です。この氷の部分に用いられているのが雲母摺(きらずり)という技法です。
雲母の粉を散らしたり、絵具に混ぜておこなう雲母摺で氷のキラキラを演出するというテクニックで、昔は今よりもっとキラキラしていたようです。劣化などにより見えにくくなっていますが、ぜひ目を凝らしてそのテクニックを間近で確かめてみてください!
優雅な遊び道具はまるで芸術品
江戸時代の貝合わせは、裏返しに伏せられた貝殻とペアの貝を当てるという現代で言うトランプの神経衰弱ゲームのようなもの。婚礼のお道具として贈られたものではないかという貝の内側には、上品で優雅な蒔絵が描かれています。一方、双六には絵双六と盤双六があり、駒として使う白黒の石を相手の陣地に全て入れた方の勝ちという盤双六は、いわゆるバックギャモンと言われる勝負性の高いゲームです。
非常に良い状態で現存する貝合わせや盤双六の実物の美しさに、しばし見入ってしまいました。
子供のヒーロー好きは今も昔も変わらない
歌川国芳「坂田怪童丸」弘化2-3年(1845-46)
浮世絵界のヒーローのひとりと言えば金太郎こと坂田怪童丸。◯◯ライダーや◯◯マンに憧れる現代の男子たちのように、怪童丸もまたこの時代の男の子たちの憧れの的だったのでしょうか。
幕末に活躍した歌川国芳といえば、思わず吹き出してしまうようなユーモアたっぷりの作品も多く描き、柔軟な発想力と豊かな表現力で子供にも大人にも人気が高かったと思われます。
これほど有名な絵師になると、子供のために親が浮世絵を買い与えるという家庭も多かったよう。江戸後期、浮世絵の紙の中でも小さいサイズである細判(縦33cm×横15cm)の役者絵は約160円、人気が下がると約60~120円で売られていたそうです。また最初から買いやすい値段になるようにあえて小さいサイズで作られた浮世絵も多くあったようで、庶民にも絵を買う経済的な余裕や心の余裕が出てきたのが国芳の時代の特徴でもあると言われています。
ほかにも、喜多川歌麿が3枚揃で描いた「金太良三人兄弟 惣領」「金太良三人兄弟 二男」「金太良三人兄弟 末子」(いずれも、享和頃1801~04)では、長男はしっかり者、次男は器用で、三男はかわいがられる甘えん坊とそれぞれのキャラクターが描きわけられています。そんな作品に我が子を重ねて目を細める江戸時代の親もいたかもしれませんね。
ところで、金太郎が三人兄弟だという話はなく、全くの歌麿オリジナル案。とてもめずらしい3枚揃で、くもん子ども浮世絵ミュージアム以外に3枚揃って所蔵しているところは知られていないそうです。貴重!
プラモデルの起源?! 江戸時代の立体浮世絵「立版古」
一林斎芳重「鎧甲組上げ」嘉永6年(1853)
「立版古(たてばんこ)」とは「組み上げ」などとも呼ばれるおもちゃ絵のひとつで、絵柄がプリントされた一枚の紙からたくさんのパーツを切り抜いてそれを組み立てるもの。今で言うと、プラモデルやフィギュアのようなものでしょうか。
ケースの中で展示される立版古(写真奥)
学芸員さん達は今回の展示物の立版古をプリントして実際に組み立てたそうで、そこで面白いことが起こりました。鎧のパーツが「右腕用2枚、左腕用2枚」必要なところ、実際に切り取ってみると「右腕用3枚、左腕用1枚」だったのです! 当時の子ども達もいざ組み立てるところで「マジか…。」となったかもしれない、そんな想像も膨らむ出来事でした。
実際に「立版古」を体験できる工作室も必見
展覧会をぐるりとまわって最後にある寺子屋風の部屋に入ると、そこは3種類の立版古で遊べる工作室になっています。工作室では「うつし絵」「風車」「やまと新聞(小箱)」の3種類から選んで実際に組み立てて遊ぶことができます。
「江戸の子供たちも細かい作業に夢中になったのかな? 」「ひとりでは難しくて、結局はお父さんに手伝ってもらったんだろうな。」などと想像しながら、組み立てを体験するのも楽しそうですね。(※こちらは「さんでー工作」として日曜のみのイベントとなります。展示室のひとつのため観覧券が必要となり、1枚100円で購入し工作室のカウンターで作ることができます。ハサミを使うことができれば子どもの参加も可能です。)
監修の藤澤紫先生に和樂webがインタビュー
展覧会で配布されている「子ども用浮世絵ジャンル解説」は浮世絵のいろはを丁寧に説明していて大人にもわかりやすい!
展覧会初日のギャラリートークに参加された監修の藤澤紫先生におうかがいしました。
――浮世絵は少し難しいものだと思っていたのですが、とても面白く興味深いものとして展覧会を見ることができました。
藤今回の展覧会では、浮世絵展に初めて来る方に向けた最初のプロローグをつくりました。浮世絵がこういうものだと知っていただくための“招待状”のようなものです。そして展覧会名にもある「遊べる」というキーワードですが、これは、かつて子供だった大人はぜひ子供に戻って、そして今の子供たちには普段遊ぶおもちゃと変わらないということを感じて欲しい、といった思いから「遊べる」というフレーズを入れました。
浮世絵は日本を代表するアートで、実際に世界でもたくさんの方が興味を持ってくださり広く知られています。ただ、有名になったからと言って手の届かないものになるのではなく、アートと言うよりはぜひ生活の一部として浮世絵を体験していただきたいと思っています。
――鑑賞されている方々が、微笑ましく絵の中の子供を見ているのが印象的でした。
藤浮世絵に描かれた子供たちの、バラエティ豊かな表情にはぜひ注目していただければと思います。例えば、浮世絵の子供は本当に可愛らしい子もいれば、目つきなどが怪しげで可愛くない子もいるんですよ。でもそのシュールさがまた良いんです。マンガなどを見るようなイメージで楽しんで欲しいですね。また、立版古などは、組み立てたときの完成度はもちろんですが、「一枚の絵」としても魅力的でないと売れなかったようなんです。基本的に浮世絵はお商売でもあるので、その辺のシビアさは今の出版界とも似ていますよね。
歌川芳藤「新工風うつしゑ」(部分)安政(1854-60)頃
藤世界中にファンがいることや浮世絵の数が少ないことが理由で、高価な値段が付くことも実際にはあります。しかし、決して高価なものだという所に浮世絵の魅力があるのではなく、むしろありふれたものだったからこそ面白いものなんです。そのデザイン性の高さや遊び心がある面白さを、さまざまな世代の方々と共有させていただきたいです。
和樂webを読まれる方々には認知度が高い浮世絵というジャンルですが、ひとりでじっくり見るのも良いし、家族や友人を誘って一緒に来てくださっても良い。たくさんの方々に見ていただきたいと思います。ぜひ肩ひじ張らずに気負わずに見て、その中にある「江戸のエスプリ」を感じてください。
近隣施設の連携展示もお見逃しなく
石神井公園 ふるさと文化館
常設展ではタイムスリップ気分が味わえるふるさと文化館
「遊べる浮世展」では連携展示も開催されています。同じ練馬区の「区立石神井公園 ふるさと文化館」では、「江戸のおもちゃで遊ぼう」と題して常設展示室のあそび体験コーナーで江戸時代のおもちゃ遊びを自由に体験することができます。
また期間中、「江戸のおもちゃを作って遊ぼう」も開催予定。浮世絵の中で子ども達が手にする玩具を実際に体験したり作ってみれば、浮世絵への親近感もさらに深まるかもしれません。
【練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館】
東京都練馬区石神井町5-12-16
練馬区立貫井図書館
コーナーの看板は図書館スタッフのお手製!
展覧会を開催する練馬区立美術館は、区立貫井図書館と一体となる複合施設。1階が図書館、2・3階が美術館になっています。貫井図書館は、美術館と併設する図書館らしく、美術関係の資料がとても豊富にそろっており、今までに開催された展覧会を中心とした図録コーナーや会期中には展覧会に関連した図書が集められる特設コーナーが設置されます。
もちろん今回の「遊べる浮世絵展コーナー」も登場!おもちゃ絵や江戸時代の子供たちの様子が分かる書籍が並べられていました。
【練馬区立貫井図書館】
東京都練馬区貫井1-36-16(練馬区立美術館併設)
浮世絵を通して江戸の暮らしや人々にも興味津々
制作の道具や過程を教えてくれるプロローグの展示は浮世絵の初心者にもわかりやすく“いろは”を知ることができる興味深い展示でした。気の遠くなるような工程を経て、高い技術を必要とするところに浮世絵の奥深さを知り、世界中の人びとが魅了されるわけも理解できる気がします。
また、浮世絵に描かれた江戸時代の子供たちが、遊びを楽しみ、勉強し、いたずらをする姿に今の子供たちとの共通点をたくさん見つけることができました。親の目線で見てみるとこの時代の親も現代と同じように子供たちを可愛がり、温かく見守っていた様子が伝わってきて、浮世絵の世界にも江戸時代の暮らしや人々にもグッと近づけたような気がします。
【展覧会情報】
【くもんの子ども浮世絵コレクション 「遊べる浮世絵展」】
会場:練馬区立美術館
会期:2019年4月28日(日)~6月9日(日)
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日※ただし4月29日(月・祝)~5月6日(月・振休)は開館、5月7日(火)は休館
【くもん子ども浮世絵ミュージアム】
文・写真/木村一実