2020年も残り1日を切ってしまいました! 紅白歌合戦が始まる前に、みなさんにお伝えしたいことがあります。それは……毎日コツコツ更新している「今日の和樂web」のこと。
和樂webのトップページにあたるこのエリアは、編集長とスタッフが手動でせっせと更新しているのですが、1日ごとに更新されるためすぐに内容が変わってしまいます。たった24時間しかみなさまに気づいてもらえないなんて……なんてもったいない仕組みなんだ〜(設計したの、自分たちですが)! ということで、みなさまに年末の今だからこそまとめて「今日の和樂web」を見ていただきたいのです。
この記事では、2020年11月にスタート時から12月中旬までの「今日の和樂web」の中からセバスチャン高木編集長が選んだ「名言」と「編集長の今日のひとこと」の一部をピックアップ!
和樂webのディレクター鳩とchiakiがツッコミながらプレイバックします。それではどうぞ!
編集長が選んだ心に響く名言
2020年に高木さんが選んだ偉人(?)たちの名言の中から、独断と偏見でピックアップした15つをご紹介します! 名言の下にある日付は「今日の和樂web」掲載日です。
大事なものは目に見えない。(星の王子様)
2020年11月2日
戦いの中で戦いを忘れた(ランバラル)
2020年11月5日
借金の致命的な欠点は、まれにそれを返さなければならないことである。(モーバッサン)
2020年11月10日
源氏物語は戦争という暗い時代に私の避難所になった。(ドナルド・キーン)
2020年11月17日
事業の進歩発展に最も害するものは、青年の過失ではなく、老人の跋扈である。(伊庭 貞剛)
2020年11月18日
こんなに浮世絵が残ってるなんて江戸に感謝です。(とま子)
2020年11月19日
茶と和解せよ(信楽の看板)
2020年11月24日
自己侮蔑という男子の病気には、賢い女に愛されるのがもっとも確実な療法である。(ニーチェ)
2020年11月26日
日本より頭の中のほうが広い(夏目漱石)
2020年11月30日
嫉妬は人間の面影である(ウイリアム・ブレイク)
2020年12月1日
指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ。(ボブ・マーリィ)
2020年12月2日
君が誠実なら、靴紐でも音を奏でることができる(ジョン・コルトレーン)
2020年12月3日
ルール内でできる限りの荒わざを取りかわすことが本当の真剣勝負だ(力道山)
2020年12月8日
パトラッシュ、僕はもう疲れたよ。(ネロ)
2020年12月10日
愛はボーダレス、私はボーダフル(セバスチャン高木
2020年12月14日)
セバスチャン高木の今日のひとことプレイバック
最後は、鳩が勝手に選んだ5つの「編集長の今日のひとこと」をご紹介します!
1.和樂webのミッションを再確認!
日本文化の入り口マガジンである「和樂web」。そのミッションを一言で言うと「日本文化の民主化」です。多様な日本文化の楽しみを伝え、シェアし、語り合うための場所と入り口をつくる。ライターもオーディエンスも編集部も、みんなが活動できる場所を実現するために、WEBメディアを作っています。
2020年11月4日
2.日本文化の入り口はマンガだった?
今でこそ「日本のことをよく知ってます!」みたいなドヤ顔をしていますが、17年前、『和樂』へ異動したばかりのころは不安でいっぱい。「こんなところでやっていける?」と膝をがくがくさせていました。が、意外とやっていけたのです。専門分野を持つスタッフや文化人の方々が語るふかーい話をふんふんと相づちを打つ程度ですが、それなりについていくことができたのです。それを支えてくれたのが、私が5歳の時から片時も離さずにいたマンガでした。
2020年11月5日
3.2021年もバカバカしさを忘れずに
バカバカしいことをしていると上司に呼ばれます。なんでこんなことするんだと。そこで、私がいつも説明するのは、「バカバカしくないと、人は熱狂しない」ということです。この時代、ちょっと良いものを作っても、お客様はお金を払ってはくれません。人は今、熱狂にしか財布を開かないんです。人様を熱狂させるためには、とにかくバカバカしいことをやるしかない。突き抜けたバカバカしさは熱狂を生みやすいので。
和樂webで何かをやるかやらないか、その選択基準は、自分たちがやろうとしていることがバカバカしさに満ちているかどうかです。
2020年11月19日
4.鳩の心に最も響いたひとことはこれ
日本美術や日本文化をテーマとするメディアの編集者として心がけていることがあります。それは、日本文化や日本美術の専門家ではなく、文化や美術を楽しむための専門家でありたいということです。
2020年11月26日
5.2020年はジョブズだったけど来年は?
私は毎朝鏡をのぞき込み、自分に問いかけました。「もし今日が人生最後の日だったら、私は今日しようとしていることをしたいと思うだろうか?」名言量産マシーンの異名をとるスティーブ・ジョブズが放った数ある名言の中でもナンバーワンという評価が高いのがこちらの言葉。もちろん、「令和のスティーブ・ジョブズ」を自称し編集部で失笑を買っている私も、毎朝のルーティンとして鏡をのぞき込みながら自らに問いかけています。「セバスチャン、お前今日死ぬのにそんなことやってていいの?だめだよねーやっぱり」と。
2020年12月3日
2021年も和樂webをよろしくおねがいします!
いかがでしたか? 「今日の和樂web」は2021年も更新予定です! 和樂webを訪れたら、一番上に書かれた名言と、下のほうにある「編集長の今日のひとこと」をお見逃しなく。それではみなさん、よいお年をお迎えください!