和樂webオリジナル「動物戦国武将占い」(診断結果一覧はこちら)。黒田官兵衛型の性格は…!?
黒田官兵衛ってどんな人?
1546~1604年。官兵衛は通称。名は孝高(よしたか)。号は如水。洗礼名はシメオン。播磨(現、兵庫県)出身。はじめ小寺政職に仕え、小寺姓を称していました。織田信長に随従することを進言し、中国攻めに赴いた羽柴秀吉と出会います。秀吉に居城の姫路城を譲り、的確な進言を行って、竹中半兵衛と並ぶ秀吉の軍師に。本能寺の変後も秀吉に従い、天下人へと至らせました。
ひつじ・黒田官兵衛型の性格
保守的で、人と同じことをしていないと不安になるタイプ。重要な決断をするときにも誰かの助言がないと不安になります。ただし、「あの人もやっているよ」「そういえばこの人も」という状況になれば、一瞬で多数派に同調します。プライベートの人間関係でも相手に合わせることを望み自分から意見をしたり、「楽しかったね」などの感情表現も苦手です。恋愛や友人づき合いでは苦労するかもしれません。黒田官兵衛といえば、関ヶ原合戦の際の九州席捲。一般的には九州にいた官兵衛は東軍に味方して、西軍方を次々に破ったことで知られますが、実は関ヶ原が長引けば九州勢をまとめて上方に向かい、天下を狙う気ではなかったかともいわれ、真意には諸説があります。
よい面もたくさんあり、「信用第一」で約束や納期を守るなどの堅実な面は評価されます。チームワークが求められる技術職や事業の管理・経営にも才覚を発揮できそう。派手さはありませんが浮ついた感じがなく、若くても老成したような渋みを感じさせる風貌の人が多いです。
お金の使い方にも性格が反映し、金銭についても保守的です。ものやお金をため込む傾向があるだけなのですが、他人からは「ケチ」と見られやすいです。黒田官兵衛も倹約家として知られていましたが、関ヶ原合戦に伴う九州での戦いの際は貯めた金銀を惜しげもなく使って兵を集めました。「金銀を用いるべき時に用いなければ、石瓦と同じ」という名言を残しました。
ひつじ・黒田官兵衛型の弱点
秀吉が天下統一を成した後、側近たちに「自分が死んだ後に、誰が天下を取ると思うか」と尋ねると、皆、徳川家康や前田利家など五大老の面々の名を挙げました。しかし秀吉は首を振り、「お前たちはわかっていない。わしに代わって天下を取るのは、あの官兵衛よ」と言ったそうです。この噂を耳にした官兵衛は、秀吉が自分を危険視していると疑い即座に隠居しました。
身の処し方は意外と軽めですが、ここ一番という重要な場面ではオロオロとしがち。また、「こんなことって世間的一般とかけ離れているのでは?」と、現実味を感じないことには絶対に乗りません。
ひつじ・黒田官兵衛型の開運キーワード
客観
このタイプの持ち味は客観性です。常に状況を客観的にとらえる判断力は、まさに戦国の軍師。打つべき手を的確に進言することで秀吉を驚かせた黒田官兵衛を思わせます。秀吉を支える二兵衛(竹中半兵衛、黒田官兵衛)と称され、半兵衛と並ぶ天才軍師でした。ただし、強すぎる客観性は弱点にもなりえるので、ここ一番の勝負時は決断を。
聞き上手
このタイプが非常に保守的なのは、根底に現実を重要視する価値観があります。その結果、他人からは協調性がある人として見られやすいです。聞き上手なので、社内での調整役をする総務などの部門は適職。人に話を聞いてデータを集めてまとめるのもうまいので、記者やライターなどにも向きます。
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この占いは四柱推命をベースに多様な占術を取り入れたものです。戦国武将タイプは、諸説があるため生年月日から算出せず、戦国武将の史実や伝承から関連づけて12タイプを作成しました。楽しく読みつつ、「自分」を知り「開運」するためのツールとして役立てていただくために、おもしろい史実も盛り込んでいます。人にはさまざまな面があり、この占いでわかるのは性格や宿命の一部です。とはいえ、毎年毎月変わる運勢とは違い、一生つき合う「本質」です。弱点を知り言動を客観視する、長所を職業選択や人間関係に活かすなどして、お役立てください。
占い監修・ユキムラ
歴史監修・辻明人