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大人だけが知っている!「静寂の京都」

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Gourmet
2019.09.21

京都の居酒屋『百練』の豚しゃぶは夢にでること間違いなしっ!

この記事を書いた人

百練

-文/和樂スタッフ小竹智子

京都出張時のお楽しみが居酒屋「百練」。ここの「極上・豚しゃぶ」が食べたくて食べたくて、本当に夢に出てきたほどだ。真夏の庭取材も極寒の寺取材も(どれだけツライかご想像ください)、「京都? 行きますっ!」とニンマリ。
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テーブルに設置されたレトロなガス台にシャキーンと磨かれたアルミの鍋が置かれるや、ボフッと点火。続いて具材の皿が運ばれる。豚肉、水菜、白菜、豆腐…以上。つけだれはゆずポン酢、小口切りの九条ねぎや一味唐辛子はお好みでと、特に変わったところはない。ではなぜ夢にまで?

この店の母体は錦市場(にしきいちば)の漬物店「高倉屋(たかくらや)」。そう、豚しゃぶの白菜は、高倉屋の白菜漬だ。正確にいえば、株のまま漬けた白菜の外側の葉。傷んでいるわけではないけれど、見映えがよろしくないので商品にはならない外葉を使ってみたら、「おお、うまいじゃないか」となったらしい。
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私は、水菜と白菜漬が十分煮えたところで肉をしゃぶしゃぶし、肉で白菜漬を巻いたりして食べる。ひたすら肉と野菜を一緒に口に入れる。肉厚のロース(バラ肉のことも)と、トロトロになった白菜漬♡箸休め的にさっと温めていただく豆腐ももちろんおいしい。肉をひとしきり食べ、次に水菜と白菜漬を鍋に投入し、最後に豆腐をあたためる…と別々に食べる人、白菜漬はそのままつまみとして食べる人など、いろいろだ。好きなように食べてよし。どう食べてもおいしいから。