2015年に東銀座、歌舞伎座近くにオープンした「リール銀座」。MIKIMOTOラウンジ（以下、ミキモト）で長年シェフを務めた横田秀夫シェフが監修する名店です。
オープンから4周年！驚異のリピーター率「リール銀座」
「五感で味わう」をモットーに作られたケーキは、旬のフルーツや素材がたっぷりと使われています。シェフの「スペシャリテ」マンゴープリンなど、定番のデザートに加え、シーズンごとに新作が登場。開店から4年で、なんと160もの新作ケーキが作られているのだとか！
「今しか食べられない」ケーキを追いかけ、週に1度は来店する方、またミキモトラウンジからの十数年にわたる常連さんもいるそうで、その名の通り銀座で広く愛されています。
美しい見た目とおいしさは、プロも絶賛。グルメ雑誌にも多数掲載されています。雑誌をきっかけに来店し、リピーターになるお客さんも後を絶たず、リピート率なんと約80%！
とは言っても、（階段は登りますが）敷居の高さはゼロ。白でまとめられた店内は上品で落ち着いた雰囲気。アクセントカラーもシックで銀座らしさを感じます。
店内は約20席ほど。土日は予約もすぐ埋まってしまいますので、早めのご予約がおすすめ。
今回は秋の定番人気、「グラノーラ アイス モンブラン」を頂いてきました！
秋の定番人気！モンブラン＆オーガニック紅茶を「五感で」味わってみた
やはり皆さん、紅茶とセットでオーダーされることがほとんどということで、「ケーキセット」を注文。
紅茶は茶葉を実際に見てフレーバーをかいで選ぶことができます。こまやかな心遣いが嬉しいですね。それぞれに良い香りです。今回はキームン紅茶の「相思相愛」をチョイス。
きちんと淹れられた、ポットの状態で出てきてくれますよ。真っ白のティーカップも上品です。ケーキを邪魔しないフレーバーにこだわり、こちらも定番の数種類と、季節ごとの限定フレーバーをご用意。コーヒーもオリジナルのブレンドを使うというこだわりぶりです！
わくわくしながら待っていると、いよいよ「グラノーラ アイス モンブラン」が登場です。
トップにはデザートマロンがコロンと載っていてとってもキュート。その下には笠間産の栗を使用したモンブランクリームが細く絞り出されていて、栗の風味はしっかり味わえます！
食べ進めていくと、その下からふわっとした生クリームが登場します。モンブランと合わせて食べるとさらに味わい深い！
土台となった下の段は、卵黄たっぷりの濃厚なバニラアイスです。卵黄の量はスタッフの皆さんも驚くほどだったとか。モンブランとの相性は抜群で、一緒に食べると口に広がるほのかな温度差がたまりません！もちろん生クリームと食べるのも◎
周りのミルクチョコソースともばっちり合いますよ。ソースって飾りのようなイメージがありますが、リール銀座のケーキはソースあっての完成形です♪
最後に登場するのはオリジナルのグラノーラ。オレンジピール、オーツ麦、干しぶどうなどシェフ自らのブレンドで焼き上げています。ザクザクした食感がモンブランのアクセントに！ほのかなドライフルーツの甘味にほっこりしました。
「相思相愛」は香りが豊かなのにとても飲みやすい。濃い目に出しても渋さがほとんどありません。ストレートティーで飲むのがおすすめです。他にも有機栽培の中国茶やスパイスティーなどもあるので、飲み比べてみるのも楽しいと思います♪
華やかな見た目、食欲をそそる香り、食感や温度の違い、味わいの奥深さ。そして上質な素材。
「五感」を刺激するケーキは、まるでフルコースを食べたような満足感があります！
味の紀行とも言うべき複雑なおいしさがありながら見事な一体感のあるケーキ、「常にアイデアを考えている」という横田シェフならではですね。
一期一会の出会いだから
いつまでもいたくなる居心地の良さは接客があってこそ。「100人のお客様に同じ対応をしたら、ご満足いただけるのはほんの1人か2人」とマネージャーの栗田尚香さんはおっしゃいます。銀座にあるという風格や品を大切にしながら、マニュアルではない接客がモットー。それぞれのスタッフがお客様のことを常に考えるように、と指導なさっているそうです。新作が絶えず出るように、毎日新しい対応を心がけている、フロアにも横田シェフの美意識がいきわたっているのですね。
長年ご愛顧のお客様も、初めて来てくださったお客様も大切に。「一期一会」の出会いが楽しめるリール銀座、ぜひ一度訪れてみてください！私もまたお邪魔したいです♪
リール銀座
営業時間
平日 11:30-21:00
土日祝 11:30-20:00
住所 東京都中央区銀座3-10-14-2F
電話番号 03-6278-8270
