秋になると、よく見かけるもの! 子どもの頃、公園とかに落ちていて必死に集めた、そうそう! 答えは……「どんぐり」。
団栗はリスの好物として知られていますが、縄文時代の人たちは団栗をよく食べていたそうです。縄文人気分を味わうために、団栗クッキー作りはいかがですか?
まずは、団栗拾いから!
最初に団栗を集めましょう。団栗には様々な種類がありますが、あく抜きをしなくても食べられるマテバシイやスダジイが最適です! 団栗って種みたいと思うかもしれませんが、果実なんだそうです!
これが、マテバシイ
これがスダジイ
クッキー作りの前に、団栗の下準備!
①拾った団栗を水が入った容器に入れてみましょう。浮いてきた団栗は、虫が入っていたり、乾燥しすぎて食べられないので取り除きます。
②団栗の殻を、ペンチなどの工具を使って割ります。
③薄皮をきれいにむいて洗います。これで下準備は完了。
いよいよクッキー作り!
縄文遺跡から団栗クッキーが出土していて、縄文人が食べていたことがわかっています。当時の人々にとっては、おやつというより狩猟の時などの携行食だったようです。このレシピは、縄文人風団栗クッキーです。意外とおいしいですよ。
(材料)
小麦粉:250グラム
どんぐりの実:50グラム
はちみつ:100グラム
塩:少々
卵:2個
①どんぐりをすり鉢でつぶします。もしも無い場合は、ビニール袋に入れてつぶしてもOK。少し形が残るぐらいでやめておきます。
②ボウルの中に小麦粉、塩、つぶしたどんぐりを全て入れて混ぜます。よく混ざったら、はちみつと卵を混ぜ合わせて、加えます。全体をこね合わせて、耳たぶぐらいの状態になれば大丈夫。
③丸めて一口大にのばします。めん棒でのばして型を抜いてみても可愛く仕上がります。
④温めておいたホットプレートかフライパンで、表と裏をこんがりと色がつくまで約20分ほど焼きます。生焼けにならないように注意! オーブンの場合は、170度で約15分ほどです。ほんのり甘くて香ばしい団栗クッキーの出来上がり。
超がつくブキッチョでお菓子作りは苦手ですが、子どもたちが小さい頃、団栗クッキーはよく作りました。団栗拾いから始めるので、親子でお遊び感覚で楽しめますよ。
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縄文人は肉のみによって生きるにあらず。ドングリによって生きるのだ!