はじめてでも何度でも訪れたい名店。この秋、京都旅で楽しみたい美味トピックスを集めました。今回は「平野とうふ」、「麩嘉 錦店」、「四寅」、「うね乃」の4店をご紹介。
今度の京都土産は「名料理店御用達の食材店」で
デパ地下や駅ナカもいいけれど、京都の買い物は対面商売が楽しい。たとえば一流の料理店や旅館が贔屓にする「老舗食材店」の本店・直営店へ。調理法や味のこだわりなど店の逸話も添えて、旅のお裾分けができたら素敵です。
①油あげ。焙って甘みを堪能すべし。②利休麩。醬油などで調味し、ごま油で揚げている。薄切りにして前菜に。③無農薬の丹波栗ほか、秋は芋類も充実。④白粉は鮪の削り節「絹花」の、赤粉は鰹の削り節「糸削り」の落粉。
①「平野とうふ」
店と同じ筋にある名旅館御用達の「平野とうふ」。お揚げは「豆腐以上につくるのが難しい」そうで、皮と厚みにこだわりが凝縮。
TEL 075-221-1646
住所 京都府京都市中京区姉小路通麸屋町角
②「麩嘉 錦店」
「麩嘉」の「利休麩」は、味付け、弾力のよさが格別。同じく京都の老舗料理店、「本家 尾張屋」の先代はこれが主役の「利休そば」を考案したほど!
③「四寅」
生産者指名の野菜がそろう「四寅」。料理をすると、できばえ、味に驚き。人気の料亭や割烹が品選びを一任する理由がわかります。
④「うね乃」
「うね乃」は無添加おだし専門店。レジ横にときどき並ぶ、高級昆布の切れ端や削り節の落粉に遭遇できたら幸せ。こんなサービスがあるのも名店御用達の証です。