出雲お楽しみガイド。国宝鑑賞から日本最古の特産品まで解説

出雲お楽しみガイド。国宝鑑賞から日本最古の特産品まで解説

目次

自然を敬い、丹念な仕事を行う出雲人の心意気

島根県立古代出雲歴史博物館

古代出雲のロマンを搔き立てられる場所、それは島根県立古代出雲歴史博物館です。ライトアップされた国宝の銅鐸が一堂に会する空間は壮観。打ち鳴らす音色も聴くことができます。
41-YHN_7435弥生時代の「加茂岩倉遺跡出土銅鐸」。古代、手に持って鳴らす道具だった銅鐸が史上最多の39個まとめて出土した。
スクリーンショット 2017-03-07 12.18.08大社創建の神話を語る「古事記」(複製)。原品は国宝。
スクリーンショット 2017-03-07 12.19.58神在月に神々が縁結びを行う様子を描いた江戸時代の「大社縁結図」。このほか館内のロビーでは、本殿から出土の巨大な宇豆柱も見応えがある。

日本料理おかや

江戸時代に大社から各地に派遣された御師(神官)が庶民に授けたお札と、セットで配った十六島海苔も登場。この海苔、なんと1200年にもわたる歴史があり、出雲地方では今も正月の海苔雑煮などに必須の名産品です。

このような歴史ある出雲の食文化を堪能するなら日本料理おかやへ。冬にとれる十六島海苔を用いた鮑の貝焼きが絶品です。鮑は海苔を食べて育つため、この時期は一層味わい豊か。風味が濃く余韻の長い十六島海苔と相乗され、出雲の海の豊穣さを教えられます。
スクリーンショット 2017-03-07 12.25.11小伊津の甘鯛の棒寿司は、甘鯛の甘みと自家製の米を使った酢飯の旨みが一体化。十六島海苔を巻いて食べることでさらに豊かな味わいに。
スクリーンショット 2017-03-07 12.22.34鮑の貝焼きは食感を生かす包丁使いも工夫され、濃厚な旨みと歯ごたえに箸が進む。料理は¥6,000くらいのコースからこの2品が入る。冬は松葉ガニなども楽しみ。出雲の食の風土記とも言える、旬の味覚がここに揃う。

出西窯

お買い物は出雲平野の田園地帯に立つ出西窯へ。釉薬の自家製造など、誠実な手仕事を守る民藝の窯元です。工人が手を動かす工房も見学でき、出雲に根を張る物づくりの豊かさが胸を打ちます。
スクリーンショット 2017-03-07 12.34.35明治初期の米蔵を移築した展示販売館は趣がある。出西窯のうつわで飲み物をいただくこともでき、ぬくもりのある陶器の肌合いがよくわかる。
スクリーンショット 2017-03-07 12.36.38「出西ブルー」といわれる釉薬が見事。「縁鉄砂呉須釉」のシリーズは直径13.5㎝¥1,000〜。出西窯は1947年の築窯以来、「郷土の土と釉薬」「腕を磨き、数多くつくることで、安価な値段に」といった根本精神を守っている。

島根県立古代出雲歴史博物館

住所/島根県出雲市大社町杵築東99番地4 地図
会館時間/9時~18時(11月~2月は9時~17時)
※最終入館時刻は閉館時間の30分前です。
閉館日/毎月第3火曜日
入館料/一般610円

日本料理おかや

住所/島根県出雲市平田町2390-3 地図
昼席11時30分~13時20分、夜席17時~22時(21時L.O.)※日曜日は11時~15時の予約営業のみ 月曜日休(祝日の場合は11時~15時の予約営業のみ)

出西窯

住所/島根県出雲市斐川町出西3368 地図
展示販売場「くらしの陶・無自性館」
定休日/毎週火曜日(祝日は開館)、元日
開館時間/9時30分~18時
駐車場/あり(40台)

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