欧州の郷土菓子に並ぶ気品高い味わい「グラース・セゾン」京都・上七軒
母・井上敦子さんは昭和40(1965)年にスイスへチョコレートを学びに旅立った菓子職人の先駆。
その娘・太田祐子さんもフランスで菓子修業の経験を持ちます。
ここは母と娘それぞれの技を合わせて伝える欧州の伝統的な郷土菓子が食べられる特別な店。
定番人気の「シュー・ア・ラ・クレーム」は、娘・祐子さんのレシピ。
「ふんわりと生地がやわらかくて、クリームがたっぷり詰まっているのが私の理想ですね」と祐子さん。
上七軒(かみしちけん)に店を構えたのは、祐子さんが和菓子店「老松(おいまつ)」に嫁いで以降のことなのですが、お茶屋さんの楽屋見舞いに使われることもあれば、学校関連の方々からの注文も。
まさに老若男女に愛される味です。
【計測してみました】径約9㎝×高さ4.5㎝

【シューの中身は】カスタード+ホイップクリームに洋酒が香る

グラース・セゾン
住所:京都府京都市上京区真盛町731 北野洛邑館1F
電話:075-465-3011
営業時間:11時~18時
休み:木曜
老舗喫茶「ゼー六」の冬の名物菓子を復活「とくいち」大阪・北浜
大正2(1913)年、本町(ほんまち)1丁目に誕生した菓子店「ゼー六(ぜーろく)」は戦後は喫茶店として営業、船場(せんば)の商人たちの最先端の憩いの場に。
その時期に「アイスモナカ」を打ち出し、これが大ヒット。
冬限定の味覚として人気のあったシュークリームは、アイスモナカと同じ風味のカスタードクリームが入るのがポイント。
この味は創業者・廣瀬徳一(ひろせとくいち)さんから三男・徳也(とくや)さんに受け継がれましたが平成の初めに終売に。
なつかしむ人々の声に応えるように、徳也さんの娘・喜多慶子(きたけいこ)さんが25年ぶりに復活。
「ゼー六」のシュークリームだけを売る店を、自宅一角に2019(平成31)年に開きました。
「ゼー六」のアイス同様、シューに入るクリームのレシピは秘密。爽やかで口あたりの軽いクリームは時代を超えて愛される納得の味です。
【計測してみました】径約9㎝×高さ5㎝
【シューの中身は】全卵を使った軽やかなカスタードクリームが入る
とくいち
住所:大阪府大阪市中央区淡路町1-6-5
電話:06-7165-3435
営業時間:11時~売り切れ次第終了
休み:日曜・祝日(土曜不定休)
Instagram:@tokuichi_ze6
「幸せのシュークリーム探訪」シリーズ一覧はこちら。
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※掲載価格はすべて税込です。
※価格や営業時間などは2025年12月現在のもので、変更される場合もありますので、あらかじめ公式サイトなどでご確認ください。

