【滋賀県】
彦根城を望む雄大な大名庭園「玄宮園」
読み:げんきゅうえん

琵琶湖の水を引き入れて造園された景勝庭園。
1670年代に彦根(ひこね)藩主・井伊直興(いいなおおき)が作庭。
広大な池泉(ちせん)を中心にした回遊式で、中島や入江に架かる9つの橋や船小屋、数奇屋(すきや)建築などにより独特の景観をもつ。
古代中国では宮廷に付属する庭園を「玄宮園」といったことから、命名されたとも。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式庭園
住所:滋賀県彦根市金亀町3
参考サイト:https://www.hikoneshi.com/sightseeing/article/genkyuen
【京都府】
桃山文化を偲ばせる遠州作の名園「二条城 二の丸庭園」
読み:にじょうじょう にのまるていえん
※画像は公式サイトをご覧ください。
江戸時代初期の二条城の造営時に小堀遠州(こぼりえんしゅう)によって作庭され、神仙蓬萊(しんせんほうらい)を表現したといわれる二の丸庭園。
桃山文化を偲(しの)ばせるこの庭園のほか、明治期につくられた芝庭風築山(しばにわふうつきやま)庭園の本丸庭園、昭和の和洋折衷づくりの清流園と、時代も趣も異なる庭園も。
●庭園 DATA
様式:書院造庭園 江戸時代作庭
京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
公式サイト:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
【大阪府】
俯瞰することを想定した画期的な庭「岸和田城 八陣の庭」
読み:きしわだじょう はちじんのにわ

昭和の名作庭師・重森三玲(しげもりみれい)が、日本庭園の常識外である俯瞰(ふかん)することを想定して設計し、昭和28(1953)年完成。
中国三国志の英雄・諸葛孔明(しょかつこうめい)の兵法をイメージして、中央に大将の石組みを備え、周囲に8つの石組みを配置した、全方向から鑑賞できる斬新な庭園。
●庭園 DATA
様式:枯山水(かれさんすい)庭園
住所:大阪府岸和田市岸城町9-1
参考サイト:https://www.city.kishiwada.lg.jp/site/kishiwada-side/hachijinn-niwa.html
【兵庫県】
塩田王による茶趣あふれる名勝「田淵氏庭園」
読み:たぶちしていえん
※画像は公式サイトをご覧ください。
江戸時代、赤穂(あこう)藩の塩田(えんでん)開発に尽力して財を成し、日本一の塩田地主となった田淵家。
庭園は、藩主を迎えるため、表千家6世・久田宗参(ひさだそうざん)によって寛政(かんせい)5 (1793)年に完成。
宴亭、茶亭、御成りの間を設けた書院、岩盤をくりぬいてつくった池泉と、3代かけて整えられた。
●庭園 DATA
様式:池泉庭園
住所:兵庫県赤穂市御崎329-1
公式サイト:http://www.ako-art.jp/https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/culturalproperties/result/4450/
【奈良県】
国宝を借景にした大和三名園「當麻寺中之坊 香藕園」
読み:たいまでらなかのぼう こうぐうえん
※画像は公式サイトをご覧ください。
7世紀を起源とする當麻寺の塔頭(たっちゅう)中之坊。
国宝の三重塔(さんじゅうのとう)を背景に、睡蓮や枝垂桜(しだれざくら)でも人気の心字池(しんじいけ)を中心にした香藕園は、茶人・片桐石州(かたぎりせきしゅう)が現在の形に改修。
大和三名園のひとつに数えられる明媚な庭園。
自然景観のなか鶴・亀の石組みや茶室に面した露地庭(ろじにわ)など、造形美も。
現在は大規模改修工事中。
●庭園 DATA
様式:池泉回遊式庭園
住所:奈良県葛城市當麻1263
公式サイト:https://www.taimadera.org/index.html
【和歌山県】
山紫水明の地に広がる庭園「根來寺庭園」
読み:ねごろじていえん

葛城連峰(かつらぎれんぽう)の根來寺は山紫水明(さんしすいめい)の地に広大な境内をもつ古刹(こさつ)。
紀州徳川家から拝領した御殿に面した庭は複数の庭で構成され、3段の滝石組みを有する斜面を利用した池泉庭。
聖天堂(しょうてんどう)が浮かぶ聖天池、蓮池などを含めて名勝指定されている。
●庭園 DATA
様式:池泉式蓬萊庭園
住所:和歌山県岩出市根来2286
公式サイト:https://www.negoroji.org/index.html
「47都道府県、必見の庭園案内」シリーズ一覧はこちら。
※各庭園の現在の情報は公式サイト・参考サイトをご確認ください。

