ポッチェイモのピザって何だ?地元民も通うアイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」へ

ポッチェイモのピザって何だ?地元民も通うアイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」へ

北海道釧路市阿寒湖に訪れたら、ぜひ訪れていただきたいアイヌ料理のお店があります。阿寒湖温泉の湖畔にある「阿寒湖アイヌコタン(集落)」。その一角にあるのがこの地で40年以上お店を営む、アイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」です。

アイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」の店内。壁には民芸品が展示されています。

アイヌ料理は味付けがシンプルで素材の風味を生かした味わいが特徴です。山でとれた木の実、鹿や熊の肉を使った料理は、先祖代々受け継がれてきたアイヌの知恵が詰まっています。

アイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」おすすめ料理3点を紹介!

1.柑橘の風味がアクセントのかぼちゃ料理

はじめにご紹介するのは、「ラタスケプ」。

「ラタスケプ」 ¥500

「ラタスケプ」とは混ぜ合わすを意味するアイヌ語。かぼちゃ・とうきび・にころ豆・いなきび・シケレベの実をまぜたもの
で、異なる食感と甘みが楽しい一品です。アイヌ料理に欠かせない「シケレベの実」は柑橘系の風味で、香辛料として料理に使われます。かぼちゃの甘みと合わさることで、独特のやさしい味にしあがっています。

2.伝統料理ポッチェイモを使ったピザ

「ポッチェイモ」 は冬の間、寒気にさらして凍らせたじゃがいもを春の暖かさと共に自然発酵させてつくったもの。どんなものも無駄にしないアイヌの人々の知恵の結晶です。そんなポッチェイモを使ったピザが、創作料理の「ポッチェピザ」です。

「ポッチェピザ」 ¥750

ポッチェイモの生地にチーズやサラミのほか、フキなど季節の山菜やキノコをトッピング。生地はパリパリとした食感で、中はもちもち。子どもたちにも人気のメニューです。

3.お店の人気No.1!炊き込みご飯と鹿汁、塩辛のセット

最後に紹介するのは「ユクセット」。ユクオハウ(鹿汁)とアマム(炊き込みご飯)、めふん(鮭の血合いの塩辛)の定食です。

「ユクセット」 ¥1,000

オハウは、昆布と塩だけのシンプルな汁に、季節の山菜やきのこの入った料理。素材の旨味を存分に引き出したアイヌ料理を代表する汁です。

メフンは1本の鮭から一筋しか取れない貴重な血合いの塩辛。しょっぱさとうまみで、ごはんがすすみます。
アマムは、豆といなきび、キトピロを一緒に炊き込みご飯。キトピロのほんのりとした甘みともちきびのもちもち感がたまりません。

このほかにもアイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」では、凍らせたヒメマスを半解凍の状態でいただく「チェップルイベ」や米粉のお団子に昆布のたれをかけた「コンブシト」など、アイヌの伝統料理をいただけます。阿寒湖アイヌコタンへ訪れた際にはアイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」に足を運んでみてはいかがでしょう。

アイヌ料理の店民芸喫茶「ポロンノ」店舗情報

営業時間:昼12:00-15:00 夜 18:30-21:00 ラストオーダー閉店30分前
※冬季(11月-4月)要予約
定休日:不定休
住所:〒085-0467 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉4丁目7-8
公式サイト:https://www.poronno.com/

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