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2021.03.10

難読漢字チャレンジ!「薄氷」の「うすごおり」ではない読み方は?

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凍てついていた空気が少しずつ緩みはじめる春先。冬の間縮こまっていた体も、ふっと緩んでくるような気がします。

でも、まだ寒い日もあり、バケツの水や池などに薄い氷が張ることも。
春の季語にもなっている「薄氷」、そんな風情のある景色を、ちょっと雅(みやび)に読んでみたい! でも、「うすごおり」や「はくひょう」ではないらしい……(もちろん、これらも読みとしては存在します)。

正解は「うすらひ」!

発音は「うすらい」となることが多いようです。古くは「うすらび」と呼ばれ、漢字では「薄氷」「薄ら氷」と書きます。

春先に見られる、ほんの軽く触れただけですぐに割れてしまうような、とても繊細な氷です。

綺麗だからつい触って割っちゃう。

非常に危険な状況を指す「薄氷(はくひょう)を履(踏)む」はどきどきしてしまいますが、指先で「うすらひ」をつつく光景には、のどかで雅な風情が感じられるような。

あ…割ってしまった氷の破片ほども雅のかけらのない、私。

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主要参考文献:
・『日本国語大辞典』小学館
・『デジタル大辞泉』小学館
・『故事俗信ことわざ大辞典』小学館

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色も形も薄氷のような、富山県小矢部(おやべ)市石動(いするぎ)の名菓「薄氷(うすごおり)」。なんと、1752(宝暦2)年に創作されたもので、前田家が徳川将軍家へ献上する菓子だったのだとか。

確かに氷のよう!何でできてるのかな?どんな味か気になる!

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人生の総ては必然と信じる不動明王ファン。経歴に節操がなさすぎて不思議がられることがよくあるが、一期は夢よ、ただ狂へ。熱しやすく冷めにくく、息切れするよ、と周囲が呆れるような劫火の情熱を平気で10年単位で保てる高性能魔法瓶。日本刀剣は永遠の恋人。愛ハムスターに日々齧られるのが本業。

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編集長から「先入観に支配された女」というリングネームをもらうくらい頭がかっちかち。頭だけじゃなく体も硬く、一番欲しいのは柔軟性。音声コンテンツ『日本文化はロックだぜ!ベイベ』『アートラジオ』担当。ポテチと噛みごたえのあるグミが好きです。