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手に入れたい!心惹かれる鳥取民藝カタログ「たくみ工芸」
柳宗悦が掲げた民藝の八原則は、
1、この地方の材料で
2、装飾を少なく
3、用途に忠実で使いやすく
4、誠実で丈夫で
5、伝来の技術で
6、雅味・特殊・奇異な形とせず
7、できるだけ安価に
8、繰り返しつくって熟達する
それに加え、吉田璋也は、新作民藝の監督生産者は、美しいものを採りあげる眼やデザイン力、売りさばく能力が必要だとしました。今も「たくみ工芸店」はその役割を担っていて、イラストレーターの故・安西水丸(あんざいみずまる)さんが好きだった山根窯(やまねがま)のスリップウェアや、現代の食卓に使いやすい「用の美」を体現した延興寺(えんごうじ)窯のうつわなど、欲しいものに溢れています。
クールな片口と味のある不揃いな形の皿
活躍必至の瑠璃色の皿と進化したパン切り台
お洒落な意匠で大人気の山根窯
かわいいポットやピッチャーも見逃せない!
アイキャッチ画像:山根窯のスリップウェア楕円鉢 参考商品/たくみ工芸店
【店舗情報】鳥取たくみ工芸店
とっとりたくみこうげいてん
住所:鳥取県鳥取市栄町651
電話:0857-26-2367
営業時間:10時~18時
休み:水曜
https://takumikogei.theshop.jp
撮影/伊藤 信 構成/新居典子
※本記事は雑誌『和樂(2021~2022年12・1月号)』の転載です。
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