尻子玉(しりこだま)という臓器を知っていますか? 多分人類のほとんどが知らないであろう「尻子玉」を解説します!
尻子玉とは
「尻子玉」とは、河童(かっぱ)が好んで抜く、人間の肛門内にあると想像された架空の臓器です。これを抜かれると人は死んでしまったり、力が抜けたりするようです。
抜かれると死んでしまうなんて恐ろしいですが、架空の臓器なのであまり心配しなくて良いでしょう。そもそも河童が架空の存在かもしれませんし。
どんな時に抜かれるの? 対処法は?
尻子玉は、子どもが川で泳いでいる時に抜かれることが多いようです。抜かれたくない場合のおまじないがあるので、対処法として参考にしてください。
この厄をよけるまじないには、河童の好物である胡瓜(きゅうり)の初物に家族の名を書いて水に流せばよいとした。
引用:『故事俗信ことわざ大辞典』
河童の生態が面白い!!
そもそもどうして河童は尻子玉を抜くのでしょう? 河童は相当な変態だという噂も……。
面白すぎる河童の生態について、詳しくはこちらの記事でどうぞ。
トイレでお尻を触る変態?オスしかいない?カッパの謎を大解剖!
アイキャッチ画像:国立国会図書館デジタルコレクションより『水虎十弐品之圖』(江戸後期)