Fashion&きもの

2026.02.16

日仏のサヴォワールフェールが共鳴。「ディオール バンブー パビリオン」が紡ぐ、新たな夢の物語

2026年2月12日、東京・代官山に満を持してオープンしたディオールの新たなコンセプトストア、「ディオール バンブー パビリオン」。一歩足を踏み入れると、そこにはムッシュ ディオールが愛した自然への情熱と、日本の卓越した手仕事が鮮やかに響き合う、ポエティックな空間が広がっています。メゾンと日本の深い絆によって紡ぎ出された、新たな「夢の王国」の全貌をご紹介します。

黄金の竹が描き出す幻想的な光の風景


1947年の創設以来、メゾンの運命を導いてきた『ラッキースター』に見守られるようにして佇むパビリオンは、パリ本店「30 モンテーニュ」のファサードを黄金の竹で再構築した独創的な建築。夜になると柔らかな光をまとい、街並みに幻想的な美しさを描き出します。

都会の喧騒を忘れる静謐なランドスケープ

1,800平方メートルを超える敷地には、プラントハンター・西畠清順氏が手がけた「禅」の庭園が広がります。世界各地から集められた希少な植物が息づく中、ふと目を引くのは池でゆらめくガラスの鯉。新田佳子氏の手によるこの作品は、都会にいながら心を穏やかにしてくれるような、瞑想のひとときへと誘います。

継承されるコード、気鋭の才能との共創に魅了される

館内の隅々にまで宿るのは、次世代を担う表現者たちのしなやかな感性。彼らとブランドの創造的な交流が、この空間に唯一無二の個性を添えています。

思わず見惚れてしまう、「い草」によるフィッティングルーム装飾

手作業により仕上げを施された刺繍が美しいタペストリー

フィッティングルームを彩るのは、テキスタイルアーティスト・光井花氏が「い草」を用いてデザインしたタペストリー。メゾンの象徴「トワル ドゥ ジュイ」を日本の伝統素材で再解釈した本作は、クチュールの華やぎと素材の風合いが溶け合い、ひそやかな空間に心地のいい開放感を与えています。

天井から降り注ぐような夢のインスタレーション

ムッシュ ディオールが幼少期を過ごしたノルマンディーのバラの庭園に敬意を表した「紙の花」

カフェの天井で咲き誇る、柴田あゆみ氏の「紙の花」も必見。ムッシュが愛した薔薇へのオマージュは、日仏のサヴォワールフェール(職人技)の共演。伝統が「いま」を生きるものとして呼吸する、瑞々しい空気が満ちています。

最新のモードからクチュリエの真髄まで。ディオールの物語を読み解く旅へ

世界旗艦店として最大級の規模を誇る店内には、ジョナサン・アンダーソン氏による最新コレクションからファインジュエリーまでが揃い、クチュリエの真髄に触れるオーダーメイドルームも完備。歩みを進めるたびに、メゾンが紡いできた物語のページをめくるような高揚感に包まれます。

花々に囲まれて、至高のひと皿を

光に満たされたカフェ。穏やかなひとときを楽しめる。

壁面に新たな生命を宿す、東信氏の代表作「ブロックフラワー」

パビリオンの余韻に浸るなら、館内に併設された「カフェ ディオール by アンヌ=ソフィー・ピック バンブーパビリオン」へ。ミシュランの星を冠するシェフ、アンヌ=ソフィー・ピック氏による限定メニューと、フラワーアーティスト・東信氏の空間装飾が五感を心地よく刺激します。

魂の対話が紡ぎ出した、新たな「夢の王国」へ


クリエイティブ ディレクター、ジョナサン・アンダーソン氏の工芸への深い造詣が投影された「ディオール バンブー パビリオン」。世界的メゾンと日本の手仕事が出合い、融合した美しい結晶として、今、代官山の街で眩いばかりの輝きを放っています。

店舗情報

ディオール バンブー パビリオン
渋谷区猿楽町8-1

営業時間 11:00 – 19:00
電話番号 03-6455-2286
※「ディオール バンブー パビリオン」の入場、および「カフェ ディオール」の利用は、いずれも事前予約制
入場予約は公式ホームページから

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和樂web編集部

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