高度な宝飾技巧が生み出すウィットに富んだデザイン
金細工師が手仕事で生み出すゴドロン装飾

美は、ありふれたものにこそ宿る──そんな「カルティエ」のフィロソフィーを体現する、コーヒー豆に着想を得て生まれた「グラン ドゥ カフェ」コレクション。その誕生は1938年まで遡ります。当時のクリエイティブディレクター、ジャンヌ・トゥーサンは、だれもが心に留めることのなかった小さな豆に、確かな美を見出しました。
身近にありながら、はるか異国のエキゾチックな薫りを湛えるコーヒー豆。それをモチーフにしたジュエリーが、モナコ公妃となったグレース・ケリーの心をとらえたことで、このコレクションは’50年代の南仏リヴィエラの優雅な伝説とともに語り継がれることに…。
「グラン ドゥ カフェ」が、誕生から約90年を経てなお人々を惹きつける理由。それは、日常の美を慈しみ、モダンに昇華させる「カルティエ」の美学が、クリエイションに息づいているからにほかなりません。そこに宿るフランス流の遊び心と軽やかなエスプリが、自分らしくありたいと願う女性たちの心に、今も鮮やかに響いているのです。
カルティエ公式サイト
https://www.cartier.com
※文中のYGはイエローゴールド、WGはホワイトゴールド、ctはカラットを表します。
※本記事は『和樂』2026年8・9月号の転載です。
※掲載価格はすべて税込です。
※価格等は2026年7月1日時点の内容になります。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。

