1本が長い長いもは使い切るのが難しかったりしませんか? そんなときは、みたらし団子をつくってみましょう。放送作家・料理研究家として活動中の勝木友香さん、清水かをりさんのレシピ本『おうちで作れる 野菜の和菓子』から「長いものみたらし団子」をご紹介。えっ、長いもで団子? と思ったそこのアナタ! 水は使わず長いもの水分だけで練り上げることで、弾力のある噛み応え豊かな団子に仕上がるそうですよー!
「長いものみたらし団子」レシピ
材料
【団子】
*長いも(皮を剥いてすりおろしたもの) 75g
*もち粉:50g
*上白糖:20g
・片栗粉:適量
【みたらしあん】
・上白糖:大さじ2
・みりん:大さじ2と2分の1
・水:大さじ2
・しょうゆ:大さじ1
【水溶き片栗粉】
・片栗粉:大さじ2分の1
・水:大さじ1
下準備
水溶き片栗粉は小さめの容器に溶いておく。
つくり方
1 団子:耐熱ボウルに*を入れ、均一になるまで混ぜる。
2 ラップをかけて電子レンジで1分加熱して取り出し、濡れた木べらで全体をよく混ぜる。これを合計3回くり返す。全体が混ざったら、生地が持ち上がるくらい弾力が出るまで、力強く20回ほどこねる。
3 片栗粉(手粉用)を広げたバットに2を出す。あれば手にミズキリを付けて、9等分にして丸める。
4 みたらしあん:鍋にBを中火で熱し、煮詰める。水溶き片栗粉を溶き入れ、再度沸騰したら弱火にし、2分ほど煮詰める。
5 仕上げ:器に3を盛り、4をかける。
「野菜の和菓子」レシピは全38品!
『おうちで作れる 野菜の和菓子』は、「長いものみたらし団子」をはじめ春夏・秋冬それぞれの野菜を使った和菓子全38品のレシピを収録。脂質が少なく、低カロリー、食物繊維が豊富な餡、ヘルシーな和菓子はダイエット食としても人気ですが、それをもっと簡単に! ヘルシーに! を突き詰めたのがこちらのレシピ本です。着色料を使わずに野菜の色だけでつくる彩り豊かな和菓子。つくり方も複雑な工程はないので気軽にチャレンジできそうです! レシピのほか、手土産に使えるラッピング方法や、野菜を使った餡のつくり方、和菓子作りに使用する主な材料や道具まで掲載。
◆著者:勝木友香/清水かをり
放送作家・料理研究家として活動中の勝木友香と、ニューヨークで最先端の食のトレンドを学んだ清水かをりの2人。季節の野菜を使った和菓子で二十四節季を表現する「二十四節季 野菜の和菓子」を発案。「身近な野菜を活用したカラダとココロにやさしい和菓子を大切な人へ」をコンセプトに、日々、レシピ開発とトレンド探求に勤しんでいる。